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諏訪内晶子&ニコラ・アンゲリッシュ デュオ・リサイタル 「国際音楽祭NIPPON2020」の主役はやはりベートーヴェン!

ぴあ

20/2/8(土) 12:00

諏訪内晶子 (c)TAKAKI KUMADA

2020年はベートーヴェン生誕250年。そして諏訪内晶子が、1999年の「チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門」で優勝を果たしてから30年の節目の年に当たる。というわけで、その諏訪内が芸術監督を務める「国際音楽祭NIPPON2020(2月14日〜3月13日」には例年以上に力が入った様子が伺える。

そのオープニングコンサートとして行われるのが、アメリカの名手ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)と諏訪内晶子が共演するデュオ・リサイタルだ。演奏されるのは、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第5番「春」&第9番「クロイツェル」に第7番を加えたオール・ベートーヴェン・プログラム。現代最高峰の名手2人が描く21世紀のベートーヴェンに期待したい。

同音楽祭には、ベートーヴェンの真髄を堪能できる「室内楽マラソンコンサート(3月8日)」や、諏訪内晶子のコンクール優勝を記念したチャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲(3月10日)」など、見どころ聴き所が満載。音楽祭ならではの華やかな時間を楽しみたい。

公演詳細:https://www.japanarts.co.jp/imfn/

● 公演概要
2月14日(金)東京オペラシティ コンサートホール
「諏訪内晶子&ニコラ・アンゲリッシュ デュオ・リサイタル」

● 諏訪内晶子(国際音楽祭NIPPON 芸術監督 / ヴァイオリン)

(c)Kiyotaka Saito

1990年史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。これまでに小澤征爾、マゼール、デュトワ、サヴァリッシュ、ゲルギエフらの指揮で、ボストン響、フィラデルフィア管、パリ管、ロンドン響、ベルリン・フィルなど国内外の主要オーケストラと共演。BBCプロムス、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、ルツェルンなどの国際音楽祭にも多数出演。

近年ではゲルギエフ指揮ロンドン響とのツアー、パリ管とのヨーロッパおよび日本ツアー、チェコ・フィルとの中国ツアーを行い、オスロ・フィル、バンベルク響、デトロイト響、トゥールーズ・キャピトル管とも共演。

現代作曲家作品の紹介も積極的に行い、これまでにエサ=ペッカ・サロネン作曲「ヴァイオリン協奏曲」の日本初演(2013)、エリック・タンギ作曲「In a Dream」の世界初演およびフランス初演(2013)、キャロル・ベッファ作曲「ヴァイオリン協奏曲-A Floating World-」の世界初演(2014)などに取り組んでいる。

2012年、2015年、エリーザベト王妃国際コンクール、2018年ロンティボー国際コンクール、2019年チャイコフスキー国際コンクールヴァイオリン部門審査員。2012年より「国際音楽祭NIPPON」を企画制作し、同音楽祭の芸術監督を務めている。

レコーディングでは、デッカ・ミュージック・グループとインターナショナル・アーティストとして専属契約を結んでおり、最新作「フランク&R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 他」を含む14枚のCDをリリースしている。

桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース修了。文化庁芸術家在外派遣研修生としてジュリアード音楽院本科及びコロンビア大学に学んだ後、同音楽院修士課程修了。国立ベルリン芸術大学でも学んだ。

使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1714年製作のストラディヴァリウス「ドルフィン」。

● ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)

(c)Jean Francois Leclercq Erato

1970年、アメリカ生まれ。パリ音楽院でアルド・チッコリーニやミシェル・ベロフらに師事し、1989年カサドシュ国際コンクール第2位、1994年ジーナ・バッカウアー国際コンクールで第1位を獲得。

2003年にクルト・マズア指揮ニューヨーク・フィルとオーケストラデビュー後は、ウラディーミル・ユロフスキー、マルク・ミンコフスキ、P.ヤルヴィ、ロシア国立管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランクフルト放送交響楽団など世界的指揮者やオーケストラと共演を重ねた。

ルノー&ゴーティエ・カピュソンと録音した「ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番」は、ドイツのレコード批評家賞を受賞した。

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