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「えんとつ町のプペル」「ジョゼ虎」「鹿の王」が仏アヌシー映画祭のコンペに選出

ナタリー

21/5/21(金) 10:58

「映画 えんとつ町のプペル」ビジュアル (c)西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会

アニメ映画「映画 えんとつ町のプペル」「ジョゼと虎と魚たち」「鹿の王 ユナと約束の旅」が、アヌシー国際アニメーション映画祭2021の長編コンペティションに選出された。

カンヌ国際映画祭のアニメーション部門が独立して始まったアヌシー国際アニメーション映画祭は、国際アニメーションフィルム協会公認の、世界最大規模のアニメ映画祭。今年はフランス現地時間6月14日から19日に開催される予定だ。長編コンペティションに選出された10本のうち3本を日本映画が占めることとなった。

2020年12月に公開された「映画 えんとつ町のプペル」は、キングコング・西野亮廣の絵本をSTUDIO4℃がアニメーション化した作品。廣田裕介が監督し、窪田正孝や芦田愛菜が声優を務めた。この選出にあたり、西野は「朝から晩まで黒い煙に覆われている『えんとつ町』で、それでも星を探している挑戦者達の物語が、このタイミングで世界から選ばれました。きっと、この作品は『役目』を与えられたのだと思います」とコメントした。

同じく2020年12月公開の「ジョゼと虎と魚たち」は、実写映画化もされた田辺聖子による小説を映画化したもの。「ノラガミ」シリーズのタムラコータローがアニメ映画初監督を果たし、ボンズがアニメーション制作を担当した。中川大志や清原果耶が出演している。

2021年9月10日に全国公開される「鹿の王 ユナと約束の旅」は、上橋菜穂子の小説「鹿の王」をもとに、かつて祖国のために騎士団“独角”の頭として戦っていた奴隷・ヴァンの姿を描く医療ファンタジー。「君の名は。」の作画監督として知られる安藤雅司が初監督を務め、共同監督に「伏 鉄砲娘の捕物帳」の宮地昌幸が名を連ねた。アニメーション制作をProduction I.Gが担当し、キャストとして堤真一、竹内涼真、杏が参加する。

西野亮廣(「映画 えんとつ町のプペル」製作総指揮・原作・脚本)コメント

朝から晩まで黒い煙に覆われている「えんとつ町」で、 それでも星を探している挑戦者達の物語が、このタイミングで世界から選ばれました。
きっと、この作品は「役目」を与えられたのだと思います。
これからもエンターテイメントを通じて、明るい話題と希望とエールを届けていきたいと思います。

廣田裕介(「映画 えんとつ町のプペル」監督)コメント

アヌシー国際アニメーション映画祭は、 アニメーションに携わる者にとってはまさに憧れの場であります。
そのような大変な歴史ある大きな映画祭で、この作品を選出いただき、とても光栄に思います。
スタッフ、キャストの皆様、応援してくださっている皆様にも、この場を借りてあらためて感謝いたします。
先の見えないこのようなときだからこそ、世界中の方に見ていただき、感じて、楽しんでいただけることが重要だと思います。
現地に足を運べないのは残念ではありますが、これからのアニメーションの発展とともに、映画祭の成功をお祈りしています。

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