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増田貴久、テレ東連ドラ初主演で“レンタルなんもしない人”に 「我ながらぴったりの役」

リアルサウンド

20/1/29(水) 6:00

 NEWSの増田貴久が主演を務めるドラマ『レンタルなんもしない人』が、テレビ東京のドラマ枠「ドラマホリック!」にて4月より放送がスタートすることが決定した。

参考:『ボイス』で際立つ、NEWS 増田貴久の“癒し演技”と「兄貴!」の声 SNSでは「内通者」説も!?

 昨年10月に新設されたテレビ東京のドラマ枠「ドラマホリック!」。松岡昌宏主演の『死役所』、中島裕翔主演の『僕はどこから』に続く、第3弾となる本作は、2018年6月にTwitterに突如現れた「レンタルなんもしない人」を初めてドラマ化する。初日こそ反応のなかったこのサービスは瞬く間に拡散され、フォロワーは1年半でなんと25万人に。テレビやラジオ、そして漫画や書籍も出版され、今では「レンタルなんもしない人」として、世間に認知されるようになった。

 頑張り過ぎたくない、ガツガツしたくない。ほどよく生きたいと思っているにも関わらず、職場や家庭などでは常にナンバーワンになること、オンリーワンになることが求められる現代。SNS上では必要以上の“つながり”が求められ、便利なはずのツールも、いまや「SNS疲れ」と揶揄されるほど。恋愛や友人関係、仕事に家庭など、いつも何かに追われている現代人が欲していたのは、「なんもしない」「ただそばにいてくれる」“レンタルなんもしない人”だった。そんな「レンタルなんもしない人」の“なんもしない”仕事ぶりを、初めてドラマ化する。

 主人公の「レンタルなんもしない人」を、テレビ東京連続ドラマに初出演で初主演の増田が演じる。何もしてないはずなのに、依頼人は心が軽くなったり、心の隙間が少し埋まったり……そんな不思議な「レンタルなんもしない人」を増田はどう演じるのか。主演の増田、「レンタルなんもしない人」森本祥司、テレビ東京の稲田秀樹プロデューサーからはコメントが寄せられている。

【増田貴久 コメント】
・出演にあたって
出演のお話を頂いたのが『死役所』を見ていた時で、同じ「ドラマホリック!」枠の主演ということで嬉しすぎてプチパニックになりました(笑)。資料を拝見し、「“なんもしない“というサービスってなんだろう。」が率直な感想です。楽屋では、何もしないでぼーっと座っていることが多くて…。そのことをNEWSのメンバーにもよく指摘されるので、我ながらぴったりの役だなと思い、嬉しかったです。

・役作りについて
役作りはなんもしない方がいいのかなと思っています(笑)。なんもしないのに依頼が止まないのはレンタルさんの人柄や人間力だと思うので、僕も内面を磨いておきます!

・依頼人として<レンタルなんもしない人>にお願いするとしたら…
「楽屋で常に笑っていてほしい」ですね(笑)。収録終わりの楽屋で「いいコメントしていましたね」と言わなくても良いので、表情で表してほしいです(笑)。

・意気込み
“なんもしない”って人からはそう見えても、実際に“なんかしている”からこそレンタルさんも依頼人の役に立っているわけですし、“なんもしない”というのは他人が決めることではないと思うんです。だからこそ、奥が深いなと思いました。
このサービスを利用する人の悩みや抱えているモノ、心の奥底にある言葉で表現できないような思い・・・。なんもしてないはずなのにどこか救われていくところが、この作品の面白さだと思います。
頑張りすぎている人が多い今の時代、自分でも気づいていない心の穴を埋められるようなお話になったらいいなと思いますし、そんな時間を作りたいです。

【「レンタルなんもしない人」森本祥司 コメント】
・ドラマ化決定にあたって
嬉しいです。

・増田貴久の印象
レンタルの依頼の中には「好きなものについてひたすら語らせてほしい」というもの(布教とも呼ばれています)があり、NEWSの布教をされたこともありました。コンサートの映像を7時間くらい見せられたあと「推しはできましたか?」と聞かれ「増田さん」と答えた憶えがあります。凄いパフォーマンスを軽やかにやってのける姿が印象的でした。増田さんがどんなふうになんもしないのか、楽しみです。

【プロデューサー テレビ東京ドラマ室 稲田秀樹 コメント】
レンタルさんは今の世に現れた天使のような存在かもしれません。
現代人はネットやSNSの普及によって、人との繋がりは格段に増していますが、その繋がり方は希薄だとよく言われます。
レンタルさんの活動の拡がりや反響をみていると、たしかに希薄だからこそ心地いいんだろう…と思う反面、これって本当に希薄なのか?と考えてしまう「深み」があったりもします。
依頼者とのやり取りからは『人は生きてるだけで価値がある』『頑張ろうとしても出来ない時はそれでいい』『人って色んな悩みがあるんだな…』と、色んなメッセージが自然と伝わってきます。
そんな「今」ならではの薄いような濃いような、慎ましいのに大きな感動を呼ぶような、そんな作品にできればと思っています。週半ばの水曜深夜に思いっきり癒やされてエネルギーチャージして頂きたいです!
レンタルさんのささやかな活動ぶりをポップでメジャーな存在である増田さんに演じて頂くのも楽しい組み合わせだと思っています。おそらくは史上初であろう「なんもしない」主人公をどう演じて頂けるのか期待しかありません。
何もしないドラマですけど、それで良ければご覧ください。

(リアルサウンド編集部)

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