柳亭小痴楽が襲名控えた春風亭正太郎にエール、中村壱太郎は新作歌舞伎に意欲
20/7/24(金) 12:53
「第2回 ぎんざ木挽亭おんらいん 柳亭小痴楽の会 by TOKYO KOBIKI LAB.」より。(提供:松竹 TOKYO KOBIKI LAB.事務局)
「第2回 ぎんざ木挽亭おんらいん 柳亭小痴楽の会 by TOKYO KOBIKI LAB.」が昨日7月23日に東京・銀座の特設会場で開催され、その模様がStreaming+で生配信された。
「ぎんざ木挽亭おんらいん」は、2018年から東京・歌舞伎座ギャラリー 木挽町ホールで行われている落語と講談の会「ぎんざ木挽亭」のオンライン版。昨日行われた第2弾では、柳亭小痴楽と春風亭正太郎が古典落語2席を披露した。
アフタートークには2人に加え、ゲストの中村壱太郎が登場。壱太郎は「同世代の落語家さんと話す機会はなかなかないのでうれしいですし、じっくりと落語を拝見することがあまりなかったので勉強させていただきました。諸先輩方が取り組まれていらっしゃるように、ぜひとも落語演目を題材とした新作の歌舞伎を上演したい」と意欲を見せる。
来春、真打昇進と9代目春風亭柳枝の襲名が決まった正太郎が「先代の柳枝が亡くなって60年あまりが過ぎ、大名跡を継ぐことになりました。周囲から自分は柳枝に合っていると言われとてもうれしい。小痴楽さんが、さまざまな高座で先代のことを尊敬していると話してくださっていることは、先代のご遺族もとても喜んでいる」と話すと、小痴楽は「大好きな正太郎さんがこの名跡を襲名してくれてうれしい。彼はまさに柳枝にぴったり」とエールを送った。
視聴チケットは7月30日20:00まで販売中。同日23:59までアーカイブ視聴が可能だ。
「第2回 ぎんざ木挽亭おんらいん 柳亭小痴楽の会 by TOKYO KOBIKI LAB.」
2020年7月23日(木・祝)14:00~ ※終了 / アーカイブ配信あり。
出演:柳亭小痴楽、春風亭正太郎
アフタートークゲスト:中村壱太郎
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