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櫻坂46 藤吉夏鈴&山﨑天、二人の世界は柔らかいーー見つめ合うグラビアの愛おしさ

リアルサウンド

20/12/7(月) 18:46

    櫻坂46の藤吉夏鈴と山﨑天が12月2日発売の『週刊少年マガジン』第1号の表紙&巻頭グラビアに登場。現在『週刊少年マガジン』では“4号連続櫻坂46祭り”を実施しており、本誌はその第三弾となる。また、巻中グラビアには松平璃子と関有美子、巻末グラビアには大園玲と大沼晶保の4Pの撮り下ろしが掲載されており、合計20Pのグラビアを櫻坂46が彩っている。

カップリング曲のセンターコンビ

 12月9日に発売される櫻坂46の1stシングル『Nobody’s fault』のカップリング曲「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」「Plastic regret」では藤吉夏鈴が、「半信半疑」「Buddies」では山﨑天がそれぞれセンターを務めることとなった。不思議なオーラを持つ藤吉夏鈴とグループ最年少の山﨑天は、かつて最年少で欅坂46のセンターに立ち続けた平手友梨奈に通ずる存在感がある。パフォーマンス時の表現力の高さにも定評がありながら、フレッシュな空気感も漂っていて、間違いなくグループを引っ張っていく存在と言えるだろう。前述した4つのカップリング曲のうち、「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」と「Buddies」はミュージックビデオが公開されているが、二人がセンターとなってパフォーマンスする姿に、楽曲を通して伝えたい櫻坂46の意思が表現されているように思う。

 藤吉夏鈴がセンターを務める「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」は、今まで”周りに流されない自分”を生き続けてきた欅坂46の楽曲に生きる「僕」が、恋をして愛すべき世界を知り、”今まで知らなかった本当の自分”に出会っていきたいと、解放的な気持ちが表現されている。櫻坂46が目指す表現の可能性を、大きく感じさせる楽曲だ。

 山﨑天がセンターを務める「Buddies」は、壮大なサウンドで、サビで繰り返される「We are Buddies」の言葉に、一期生・二期生・新二期生が仲間であると改めて再確認するようなあたたかい楽曲となっている。山﨑天がセンターに立つことで「欅坂46二期生/けやき坂46三期生 お見立て会」で彼女が発言していた「山崎天の“てん”は、頂点の“てん”。欅坂46をアイドル界の頂点に導きます!」の言葉を思い出しては、その清々しいほどの覚悟と勢いに安堵さえする。櫻坂46の強い絆と意思が込められているように感じるのだ。

櫻坂46へのあたたかな期待

 冬晴れの穏やかな光を背に、あたたかげなマフラーとコートに身を包む藤吉夏鈴と山﨑天。互いに顔を合わせて見つめあったり、手を取り合ったりして、互いの存在を確認しあう。同じ大阪府出身の二人は、もしかしたらどこかですれ違っていたかもしれないけれど、こうして肌に触れ合って、互いにあたためあえるのは櫻坂46というグループがあったから。そんな小さな奇跡を愛おしく思う、柔らかい二人の世界。

 彼女たちの表情や言葉から溢れる櫻坂46への期待。「私たちが、また一つ時代を作っていくんだ」という心意気に、無性にホッとする。彼女たちがセンターに立って表現する楽曲も合わせて、櫻坂46の可能性にあたたかな期待を抱く。

■とり
日々グラビアに勇気と希望をもらって生きており、 グラビアを熱くドラマチックに語るのが趣味。 読んだ後に心が豊かになるような文章を心がけています。 好物はカレーとサーモンです。Twitternote

■書籍情報
『週刊少年マガジン』第1号
定価:300円(税込)
出版社:講談社
公式サイト

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