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血の繋がらない息子のために父親が血を売り奔走 ハ・ジョンウ監督・主演『いつか家族に』12月公開

リアルサウンド

18/9/19(水) 12:00

 ハ・ジョンウ主演映画『いつか家族に』が12月22日より公開されることが決まり、予告編とティザービジュアルが公開された。

動画はこちら

 舞台は1953年、朝鮮戦争の終戦直後。現場仕事で生計を立てるサムグァンは、ポップコーン売りの美しいオンナンに一目惚れし、彼女には羽振りのいい恋人がいると知りながらもプロポーズする。オンナンの父親を説得し、結ばれた2人。利発な長男をはじめ3人の子宝にも恵まれ、貧しいながらも幸せに暮らしていたが、11年間育てた息子が他人の子ではないかという噂が流れる。

 監督・主演は、『1987、ある闘いの真実』など、韓国映画界第一線で活躍するハ・ジョンウ。美しい妻オンナン役を『マンハント』のハ・ジウォンが演じるほか、『お嬢さん』のチョ・ジヌン、『コーヒープリンス1号店』のユン・ウネなど、韓国人気俳優陣が集結した。

 原作は、出版されるやいなや中国で大ベストセラーとなった、中国の作家・余華の『血を売る男』(河出書房新社)。日本をはじめ韓国、台湾、アメリカ、イギリス、ブラジル、ドイツ、イスラエルなど世界中で翻訳・出版されている。

 今回公開された予告編では、大工仕事の傍ら血を売ることで家族を支える、ある1人の男の葛藤と、父としての成長、家族の繋がりが描かれる。朝鮮戦争後激動の時代、美しいオンナン(ハ・ジウォン)に一目惚れしたサムグァン(ハ・ジョンウ)は、彼女に猛アタックしプロポーズ。美しい妻、かわいい3人の子供たちとの貧しいながらも幸せな暮らしのさなか、長男イルラクが他人の子ではという噂が流れる。疑いを晴らすべく血液検査を受けさせたサムグァンだったが、その結果は無情にも他人の子であるというものだった。事実を受け入れられず苦しむサムグァンと、それでもサムグァンを父と慕い続けるイルラク。そんなある日、イルラクが病に倒れてしまう。彼を救うため、自らの血と引き換えに金策に奔走するサムグァンの姿が映し出される。(リアルサウンド編集部)

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