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日本版“プデュ”=『PRODUCE 101 JAPAN』、グループバトルで見せた実力とチームワーク

リアルサウンド

19/11/14(木) 7:00

 過酷な争いが繰り広げられている『PRODUCE 101 JAPAN』(GYAO!)。第6回、第7回では10グループに分かれ、パフォーマンスを披露するグループバトルの様子が配信された。今回は、各グループに1曲ずつ課題が与えられ、No.1グループを決定。1位に輝いたグループメンバー全員に10万票、各グループ1位の練習生には2万票、個人総合1位には5万票が与えられる。そして、“国民プロデューサー”(視聴者)によるオンライン投票も加えられ、35人まで絞られることになる。気になる課題曲は、SHINee「Everybody」、AAA「Wake up!」、東方神起「Why?(Keep Your Head Down) 」、三浦大知「(RE)PLAY」、BLACKPINK「DDU-DU DDU-DU」、BTS「FIRE」、嵐「Happiness」、DA PUMP「if…」、EXO「Love Me Right」、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE「RAISE THE FLAG」の10曲だ。

(関連:“プデュ”日本版=『PRODUCE 101 JAPAN』、第5回ではついに脱落者が 練習生の友情にも注目

 まずは第1回順位発表1位の川尻蓮からグループメンバーを選んでいく。川尻が選んだのは浦野秀太、川西拓実、キム・ヒチョン、上原潤、大澤駿弥。続いて第2位の豆原一成チームはチョン・ヨンフン、鶴房汐恩、キム・ユンドン、河野純喜、磨田寛大となった。その後も次々とチームが決定。大平祥生チームが男澤直樹、佐藤來良、井上港人、本田康祐、安慶田真樹。宮島優心チームが木全翔也、佐藤景瑚、中里空、中本大賀、岡田武大。安藤誠明チームが佐野文哉、白岩瑠姫、今西正彦、與那城奨、内田脩斗。青木聖波チームが福地正、岡野海斗、北川暉、床波志音、西尾航暉。林龍太チームが三井瞭、小松倖真、瀧澤翼、山田恭、寺師敬。井汲大翔チームがイ・ミンヒョク、佐藤隆士、佐々木真生、中林登生、北岡謙人。北川玲叶チームが片上勇士、中野龍之介、岩崎琉斗、鈴木雅、古屋亮人。宮里龍斗志チームが金城碧海、渡辺龍星、安藤優、中谷日向、草地稜之という顔ぶれになった。

 グループが決定したところで課題曲決め。各グループ代表者3名が網くぐり、知恵の輪、風船割りで競い、先にゴールしたグループから曲を選んでいく。悪戦苦闘した結果、川尻チームが「RAISE THE FLAG」、豆原チームが「FIRE」、大平チームが「(RE)PLAY」、宮島チームが「Love Me Right」、安藤チームが「Why?(Keep Your Head Down) 」、青木チームが「if…」、林チームが「Happiness」、井汲チームが「Everybody」、北川チームが「DDU-DU DDU-DU」、宮里チームが「Wake up!」に決定した。

 1週間の練習を経て、500名の国民プロデューサーの前でお披露目をすることに。まずは宮島チームから。宮島、中本、岡田の3人がラップを志望するこのグループは、練習初日ラップ担当がまだ決まっていなかった。宮島と中本でポジション争いをするが、中本は高い歌唱力を活かしてボーカルを担当することで決着がつく。メンバーを選んだ宮島も「勝てるメンバーを選んだのでみんなで1位を狙います」と自信を見せる。

 続く青木チーム。マイペースで平和なメンバーが集まったこのチームは順調に役割が決まり、リラックスした雰囲気。お互い得意分野を活かしつつ順調に練習を進めていくが、トレーナーチェック時に「何も伝わってこない。焦ったほうが良い」というコメントをもらってしまう。焦ったメンバーたちは今まで以上に本音でぶつかり合ったり、川尻チームの練習を見学したり、エンジンを掛けていく。

 実力者が集まる豆原チームは順調に練習を積み重ねていく。しかし、逆指名で入った磨田は、レベルの高いダンスについていけず苦戦。そこで全員で磨田をサポートすることに。磨田自身も「少しでもみんなに早く追いつこうと思って」と、一人ダンスを黙々と練習する。ヨンフンとユンドンを中心にフォーメーションもブラッシュアップしつつ、完成度を高めていく。

 第7回の配信は、大平チームからスタート。ポジションバトルでダンス1位になった本田、ボーカル1位になった男澤がいる実力のあるこのチームだが、今回カバーする三浦大知はダンススキルもボーカルスキルも高いアーティスト。ダンス未経験の安慶田、ボーカルに不安を抱えるセンターの大平はメンバーに遅れを取らないように必死に練習を重ねる。リハーサルではトレーナーから「良くなっている、特に大平くん。一番心配していたのに!」とお墨付きをもらうまでに成長していた。

 続いては北川チーム。このチームには第1回順位発表でギリギリ60位の古屋が属している。しかし古屋はかなり意欲的でリーダーにも立候補。中野と共に振りを考えたり、先に振りを覚えてメンバーにレクチャーをしたり、練習を引っ張っていく。だが、トレーナーチェックでは「人に見せられるレベルじゃない。今のままではこのまま終わっちゃうよ」と厳しい指摘をもらってしまう。その際も、古屋は積極的にトレーナーに質問をするが、「古屋くんだけ一生懸命突っ走ってる感満載だよ」とさらにに厳しいコメント。ここでメンバー全員に気合いが入り、女性曲ならではの魅力を深掘りしたパフォーマンスを完成させていった。

 次にステージに現れたのは、宮里チーム。リーダー・センター決めまでは順調だったが、草野がラップパートを諦めきれずパート決めが難航した。一度は安藤と渡辺に決まるものの、メンバーが振りを考えている間も草地と金城は部屋を出てラップの練習に向かってしまう。そんな2人にメンバーは厳しくも温かい言葉をかけ、徐々にまとまりを見せ始める。少しずつ成長していったチームだった。

 続く安藤チームにはダンス経験が豊富な今西と佐野がおり、2人が構成や振り付けを話し合いながら進めていた。しかし、2人ともスキルがあるがゆえ遠慮してうまく噛み合っていかない。はじめはモヤモヤとした雰囲気が漂っていたが、徐々にお互い意見を出し合いレベルの高いパフォーマンスが完成していった。

 8番目に登場したのは林チーム。瀧澤と小松が中心となって振り付けを、ボーカルは全員で練習を重ねていく。雰囲気と実力がまとまったチームは、センターを林から瀧澤へ変更。順調に練習を進めていくが、振り数の少なさに課題に感じたり、ダンスに自信がない寺師が振りのミスや表情の作り方に課題を見つけたり、前途多難。だが、持ち前のチームワークで少しずつ完成度を高めながら本番を迎えていった。

 次に登場したのは井汲チーム。メンバーのイ・ミンヒョクは、エントリーシートに「Everybody」がやりたいと書くほど、曲に思い入れを持っている。そんなミンヒョクがチームを引っ張っていくが、安心感からかメンバーの休憩が徐々に増えてきてしまう。さらに、トレーナーからも振りが揃っていないという指摘が。反復練習を重ね、課題を感じつつも本番を迎えた。

 そして最後に登場したのは、川尻チーム。彼らが披露する「RAISE THE FLAG」は、既存の振り付けがほぼなく、川尻とヒチョンが1から振りを作っていく。振りが思いつかずに悩むシーンでは大澤がアイデアを出して突破口を見つけたり、センターの川西をヒチョンや川尻がサポートしたり、チームワークの良さも垣間見えた。トレーナーからアドバイスを貰いブラッシュアップしていった結果、本番では圧倒的なパフォーマンスを披露したのであった。

 こうして10グループすべてがパフォーマンスを終了。各グループ1位を獲ったのは木全、床波、豆原、本田、北川、金城、與那城、寺師、佐藤、川西。そして個人総合1位に輝いたのは2位の豆原に僅差で勝った川西という結果に。そして、グループ1位には川尻チームが輝いた。これでまた大きく順位が動くこととなる。次回の「コンセプトバトル」は、さらに多くの票を獲得するチャンスだ。次に絞られる35人、そして最後の11人に残るのは誰なのか。まだまだ目が離せない。(高橋梓)

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