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いま、最高の一本に出会える

chelmicoが語る、“好み”を追求した音楽作り「自分たちのスタイルが確立してきた」

リアルサウンド

19/8/20(火) 16:00

 昨年夏に出したメジャーデビューアルバム『POWER』から1年。「爽健美茶」などのCMソングで大きくブレイクしたchelmicoがニューアルバム『Fishing』を完成させた。先行シングルの「爽健美茶のラップ」や「switch」、さらには小袋成彬プロデュース曲や、彼女たちが愛してやまないRIP SLYMEの名曲のリリックを引用した曲など、本作は聴きどころが満載。

Sokenbicha No Rap

 全体的にサウンドは奥行きのあるソフトな音像へと洗練され、メロディ/歌にも積極的にアプローチ。楽曲作りでも新しい手法を試みるなど、大きな成長と進化を確認できる一枚となっている。二人はどんな自分たちを見せたくて、今回のアルバムを作ったのか。ここにはまだあなたが気付いていないchelmicoの魅力がたくさん詰まっている。(猪又孝)

音楽を作ることが本当に生活の一部になった

ーー1年ぶりのアルバムですが、今回はどんな作品をめざしたんですか?

Mamiko:前回の『POWER』はライブ映えをする曲が欲しかったから、普段の自分たちより強めの曲を多めに作ったアルバムだったんです。けど、今回は成長しているところを見せたかったので大人の一面というか。イヤフォンでじっくり聞かせるような曲を作ろうというところから始まりました。

ーーなるほど。

Mamiko:というのも、「爽健美茶のラップ」や「switch」を入れることをもともと決めていたので、それらの曲とのバランスを取りたかったし。あと、私たちは静かな音楽も好きだから、そういうところでも幅を見せたいなと。

ーー前作から今作までの間に、「爽健美茶」のCMソングを手掛けたり、前作収録の「Player」がCMソングに起用されるなど、大型のタイアップが増えました。自分たちを取り巻く状況にどんな変化がありますか?

Rachel:飲む居酒屋が少し暗がりになりました。前までは明るい酒場だったけど(笑)。

ーー顔バレを避けるため?(笑)。

Rachel:単純に大人になったんでしょうね。落ち着いたところでゆっくり過ごしたい、みたいな。

Mamiko:でも、2月に「爽健美茶」のCMが放送されてから、chelmicoのことを知ってくれる人が増えていることを実感しました。ヒップホップを聴かない人から声を掛けられたり、そういう人がライブに来てくれることが多くなったり。

Rachel:女の子のファンが増えたね。子どものファンとか。

Mamiko:幼児とか小学生くらいのファンをゲットできた。そういういろんなことをじわじわと実感できて、すごく嬉しいですね。それこそ、今、夏フェスとかに誰もウチらのことを知らない状態で出ても「爽健美茶のラップ」を歌ったら「あ!」ってなってくれるから。

chelmico「Player」

ーー「Player」もライブでやるんですか?

Mamiko:やります。だいたい1曲目にやるんですけど、そのときも「あれ? 聞いたことあるぞ」みたいな反応が返ってくるから。

ーー自分たちの認知度が上がったことで、楽曲作りに対する意識や姿勢に変化は生まれましたか?

Mamiko:そのことで自信がつきました。今までは「ラッパーだぞ、ナメんな」みたいな気持ちが強かったんです。

Rachel:頑張ってそうしてた。

Mamiko:けど、「爽健美茶」で、もうみんなが認めてくれてる状態になったなって思うようになったんです。ラッパーであることに自信がついたので、今回はラッパーだということに囚われずに、歌も歌うし、歌詞も今まで以上に正直に書いてるものが二人ともすごく多い。そこは変化したなって思います。

ーーRachelさんは今回のリリースに対して「前までは音楽に対してちょっとそわそわしたり、気を遣っていた」というコメントを寄せています。その胸の内をもうちょっと詳しく教えてください。

Rachel:本当に付き合いたてのカップルと同じ感覚というか。何が言いたいのか自分でもわからないとか、この音楽に対してどういうアプローチをしていったらいいのかっていう言語がなかったんです。けど、最近ようやく慣れてきて。

ーー以前は自信がなかった?

Rachel:自信がないし、楽しくは作っていたけど「大丈夫かな、これで」とか、「もっとこういうハモを入れたら良かったな」とか、そう思っても口に出せなかったり、上手く説明できなかったんです。でも、最近は「もっとボリューム上げて」とか、そういうディレクションができるようになってきた。音楽との付き合い方がわかってきた。今回はすごく引き出しが増えたなって自分でも思います。音楽を作ることが本当に生活の一部になったなっていう感覚。

ーー隣で見ていて、そういう変化を感じますか?

Mamiko:感じます。あと、今回は話し合いが今まで以上に多かったんです。ウチらの話し合いも多かったし、トラックメイカーとも話すことが多かった。だから周りからは面倒臭い存在になっていってると思います(笑)。トラックメイカーに意見を言うことが増えたし、自分たちのこだわりを強く出すようになったから。

ーー音楽との付き合い方がより深くなってきた。

Mamiko:そう。歌詞も基本的に、お互い最高! っていう感じですけど、でも「ここをこういうふうにやった方がもっといいかもね」とか言うようになったし。レコーディングのときも「ここはこういうフロウの方がいいと思う」とか「もうちょっとだけテンション高め」とか「ちょっと声を高くした方がいい」とか細かく言うようになって。それによってchelmicoの強度がより増したような気がします。

「ラッパーだから」「シンガーだから」で括るのは面倒臭い

ーー今回は歌にも挑戦したと話していましたが、もともとMamikoさんにはメロディ作りの素養がありましたよね。それが開花し始めたなとアルバムを聴いて思いました。

Rachel:うん。それを積極的にやり始めた。

Mamiko:1回、『POWER』を作ったあと、ラッパーだからラップしなきゃいけないっていうことに、「ん?」って疑問を感じたことがあったんです。いろんな人のライブを観に行ったりしていて、「ラッパーだから」とか「シンガーだから」っていうので括るのは面倒臭いなと思い始めて。それでRachelにも「もっと音楽として自由にやろうよ」って話したことがあって。

ーー「EXIT」の2ヴァース目や「Balloon」の2ヴァース目、「switch」の2ヴァース目などで見せる、Mamikoさんのアンニュイでブルージーなフロウは抜群のアクセントになっていると思います。そして、それがRachelさんのシャキシャキした男前のラップと鮮やかなコントラストを生み出している。Mamikoさんが歌うことでRachelさんのラップも引き立つ……そんなchelmicoのスタイルが確立されてきたなと感じたんです。

Mamiko:それ、うれしいです! 自分たちのスタイルが確立してきたっていうのはアルバムを作ってて感じていました。

Rachel:差が出て良いよね。曲にメリハリがつく。

ーー曲調でも新しい分野にチャレンジしていますね。

Mamiko:最後の「Bye」はゴスペルっぽくしたいっていうことからクワイアを入れていて。実際クワイアの人たちのレコーディングに立ち会ったのも良い経験になりました。あと、8曲目の小袋(成彬)くんとやってる「12:37」っていう曲は、もうほぼほぼ歌ってる。しかも全部メロディは小袋くんが考えてくれたんです。それも新しい挑戦でした。

ーーそもそも小袋さんとの繋がりは?

Mamiko:小袋くんは結構前から友達なんです。

Rachel:私たちが活動を始めた頃、同じライブにTokyo Recordingsのメンバーが出演していて小袋くんも一緒に来ていて。ちょっと話したら波長が合う的な。

Mamiko:それでちょこちょこ飲んだりして遊んでて。で、こないだ、同じイベントに出る機会があって久しぶりに小袋くんに会ったんです。

ーー今、彼はロンドンを拠点にしていますよね。

Rachel:ロンドンに行く前。「久しぶり〜」とか言って、「飲もうよ」とか言ってたら「俺、イギリス行くんだよね」って。

Mamiko:「えー!?  じゃあ、その前に1曲作ろっか」って。

Rachel:ずっと言ってくれてたからね。「chelmico、一緒に曲作ろうよ」って。

Mamiko:だから、そこからすぐ連絡を取り合って4曲くらいトラックをもらって。全部良かったんですけど、とりあえずコレを作りたいって返して。もともとのデモに小袋くんの声でメロディが入っていたから、そのまんまそこに言葉を当てはめていきました。

Rachel:フックも私たちが書いたものを元に言い回しをちょっと変えてくれて。フックを他の人が書くっていうのも今までなかったですね。

ーー曲名になっている「12:37」という数字は終電の時刻ですか?

Mamiko:正解です! すごい!

Rachel:初めてですよ、当てたのは!

Mamiko:これは下北沢から新宿までの終電です。小田急線。

Rachel:下北に住んでるカルチャー系の人をウチらが終電で呼び出すっていう。

ーーつまり、何をするでもなく仲間で集まってる夜中の徘徊ソング。

Mamiko:そうとも取れるし、悪いことしてるっちゃあしてるし。

Rachel:弄んでる的なね。そういうふうに思われても仕方がない歌だとも思う。

ーーその他に新しい取り組みをした曲はありますか?

Rachel:「BEER BEAR」も今までやってない作り方をやりました。これは架空のアニメーションをつくって、そのオープニングテーマっていう設定で書いたんです。

ーーなぜ、そういうアプローチを?

Mamiko:最初、Rachelが「アニメを作りたい」って言い出して。アニメのオープニングのタイアップが欲しい、欲しいって。

Rachel:二人ともアメリカのカートゥーンみたいなのが好きなんです。でもタイアップがないなら自分たちで作っちゃおうって。基本的に普段は自分たちの日記みたいな曲が多いですけど、「BEER BEAR」は完全にフィクション。そういう“物語”を書いたのは初めてだった。ただ、ちょっとお酒を交えた物語にしていて(笑)。

ーー二人はお酒好きだから、やっぱりそこは切り離せないんですね(笑)。アニメと聞くと子ども向けのイメージがあるけど、お酒が出てくるっていう。

Rachel:そこがカートゥーンな感じなんです。『サウスパーク』とか、ちょっとブラックな感じが入ってるのがやりたくて。

Mamiko:だから、実はこの曲、裏テーマがあるんです。

Rachel:BEER BEARは、本当は人間で、ブラック企業で働いてて、辛くなっちゃって、自分のことをクマだと思い込んでる男の人の話っていう。そこまで作り込んで書いていったんです。まだ発表していないけど、この曲に合わせたイラストも書いてもらっていて、本格的にアニメ化に向けて頑張ってます。ウチらの中では勝手に映画化まで狙ってます(笑)。

「Balloon」は“曖昧”がテーマ

chelmico「Balloon」

ーー最近のシングル曲についても聞かせて下さい。7月に配信リリースした「Balloon」のテーマは何ですか?

Rachel:恋ですね。かなわない恋。かなわなかった恋。

ーーフラれた話?

Rachel:そこは難しいんですよねー。マミちゃんの歌詞で〈曖昧にしとくべきなのさ〉って言ってるから。

Mamiko:その微妙な関係がねー。お互いにそういう感じではあるけれども離れましょう、みたいな。

Rachel:離れる決断をしなきゃいけないときはあるからね。

Mamiko:だからポジティブな歌ではないですね。切ない。なかなか一言では言えない気持ち。曖昧。

Rachel:そう、曖昧。これは曖昧がテーマ。

ーー「Balloon」はトラックもちょっと曖昧というか、ふわっとしてますよね。

Rachel:トラックをくれたMikeneko Homelessのhironicaさんが「曖昧な曲を作りましょう」みたいなことを言ってて。hironicaさんって、そういうふうにメンタルな感じで話すんです。で、ウチらも「なんかじゃあ、曖昧な曲でいきましょう」みたいな。ニュアンスだけで会話してましたね、この曲に関しては。

ーーでも、お互いの言いたいことはなんとなく掴めてる。

Rachel:そう。「もっと曖昧にしてください」とか「もっとメロを曖昧にしましょう」とかそんな感じでした。「このギターの音、もうちょっと曖昧にできますか?」みたいな。どういうことなのかわからないけど、でもみんな通じ合ってるっていう。

ーーでも、「曖昧」って、chelmicoのチャームポイントのひとつだと思ってるんです。前作の「午後」もそうだし。

Mamiko:確かに。

Rachel:曖昧ですね、あの曲は。

ーー「午後」はchelmicoの裏名曲だと思っていて。曖昧だけど、でも確実にある時間帯のことを歌ってる。

Mamiko:そうなんですよ。すごい! わかってくれてる。

ーー今回のアルバムだと、「Navy Love」がその系譜にあたりますよね。

Mamiko:もうなんなんですか。嬉しい(笑)。まさに曖昧です。

Rachel:曖昧な曲、結構あるんだよね。

ーー今回の「ひみつ」も曖昧といえば曖昧ですしね。これは「敢えてはっきりさせないでおこう」っていう意味での曖昧ですが。

Rachel:「爽健美茶のラップ」も意外と曖昧だから(笑)。

Mamiko:あはは! それじゃ全部曖昧になっちゃう(笑)。

Rachel:けど、〈どっからが生活なんだっけ?〉とか曖昧っちゃあ曖昧だよ。

ーー曖昧な時間帯、曖昧な関係性、曖昧な感情。chelmicoは、そういう情緒を描くのがとても上手いと思うんです。

Rachel:「得意分野:曖昧」ですね。もしくは「音楽ジャンル:曖昧」で(笑)。

Mamiko:もうCDショップに「曖昧」っていう棚をつくって置いてもらおう(笑)。

chelmicoの曲って最初騙してくる

ーー話を変えて、直近シングルの「Summer day」は、夏の曲を作ろうというところから始まったんですか?

Mamiko:いや、違うんです。

Rachel:「Bye」を作るとなったときにトラックメイカーが2曲作ってくれたんです。で、この曲をゴスペルにするか、「Bye」をゴスペルにするかとなったときに、「Bye」の方がゴスペルに良さそうだねっていうことになり、じゃあ、こっちはシンプルにアゲ曲にしちゃおうっていうところから作り始めたんです。

ーーそのときにお題を「夏」にした?

Rachel:そう。夏にアルバムが出るのに夏曲ないねって(笑)。だったらやっぱりアゲた方がいいでしょって。

ーーでも、歌詞を見ると、そんなに夏を楽しんでないですよね。そこがchelmicoらしいなって(笑)。

Mamiko:あはは!

ーーMVもいわゆる夢オチですし。

Rachel:そうなんです。結局そんなにエンジョイしてないっていうのが、今までの夏曲とは違うところ。曲を書こうとなったときに、マミちゃんが「何書いたらいいかわからない」って言い出して。

Mamiko:冒頭でも話しましたけど、今回は正直に書いてる部分が強くなったアルバムで。私もうハッチャけることができないって(笑)。それを最初にRachelに言ったんです。ハッチャけるってことを書くと私は嘘になってしまうから、「ごめん。それは書けないから」って。

Rachel:だから、マミちゃんは最初のヴァースの歌詞で〈久しぶりに無駄にはやいBPM〉って言ってて。こんなのどうやってラップしてたっけ? みたいな困惑が歌詞に出てる(笑)。

Mamiko:頑張って思い出してるんですよ、夏を。頑張って思い出して、「騒ぐぞ」って言ってるけど、2ヴァース目では「完璧な夏じゃなくていいんだよ」って自分に言い聞かせてる(笑)。

ーー結局、夏に乗り切れてない(笑)。

Mamiko:でも、それぞれじゃないですかって本当に思うんです。「switch」でも言ってるけど、本当、それぞれのさじ加減で遊んでくださいっていうことを言いたい。ほどほどにっていう。

chelmico「Summer day」

ーーどこかこの曲は虚無的でもありますよね。

Mamiko:そう。テーマは虚無に近いと思います。

Rachel:〈浮き輪乗れ〉とか〈波に乗れ〉とかも結構投げやりだもんね。

Mamiko:投げやりだし、〈それが何様ですか?〉ってもうキレてるんですよ。夏に乗り切れてないけどグチグチうるせえな、みたいなことを言ってるし。

ーーでも、そんな曲を夏にいっぱい聞いてもらいたいわけで(笑)。

Rachel:曲調はメッチャアゲだけど、内容はそうでもないっていうね(笑)。でも、「アゲようぜ〜! 踊れ〜!」みたいなノリに付いていけない人でもわかってくれるかもしれない曲だと思うから。

Mamiko:chelmicoの曲って最初騙してくるんですよ。

Rachel:そうだね。一見明るそうに見える。

Mamiko:一見明るそうに見えてそんなことないから、っていうのが今回は一層強くなってるので。だから何回も聞いて欲しいし、その人の聴き方を見つけて長く愛して欲しい。

Rachel:一面的な、表面的な聴き方じゃなくてね。

Mamiko:聴けば聴くほど「これ、こういうことか」ってわかるし、わかって欲しいから。だから、絶対に歌詞カードを読みながら聴いて欲しいんです。

ーー歌詞を読みながら聞くと曲に奥行きが出てくると。

Mamiko:そう。そこはみなさんお願いします! っていうことだけ本当伝えたい。

Rachel:曲を楽しめる幅が広がると思うので、ぜひお願いします!

「chelmicoはライブの方がいい」って思ってもらえたら最高

ーーそんなアルバムを携えて、9月からツアーが始まります。どんなライブを見せたいですか?

Rachel:前半の福岡、仙台、札幌が全部初めてワンマンする場所なので、そこは特に「初めまして」の感じをちゃんとコミュニケーションを取ってやっていけたらなって思います。

Mamiko:あと、最近、「ライブに来るのが初めてなんです」っていう子が本当に多くて。

Rachel:ドリンク代ってなんですか? みたいな。若くてね。18歳とか19歳とか。

Mamiko:年齢もそうだし、音楽との接点がないというか、音楽ライブに行く文化がなかった子たちが来てくれてるんですよ。なので「怖くないよ」っていうことをしっかり伝えたい。

Rachel:そうだね。良い思い出にしてあげたいから。特に初めてのライブは。

Mamiko:しかも、女の子が多いんですよ。だから、動画とか撮るのもいいかもしれないけど、手を上げすぎないで後ろの子も見やすいようにして欲しいなとか。そういうのは自分たちからどんどんアナウンスしていきたいなって。

ーー今、ステージに立つときに一番大事にしていることは何ですか?

Rachel:声を大きく出す(笑)。

Mamiko:あと、みんなが参加できるように努めてるかも。「ここで声を出しましょう」とかもちゃんと言うから。

Rachel:「サビ来るよー」とかね。

Mamiko:「タオル振るよー」とか。

ーーそこまで親切に言うんですか?

Rachel:メッチャ言います。

Mamiko:「タオル持ってる人、とりあえず手を上げてー! 持ってない人は拳を挙げてー!」みたいな。それを言ってからやる。

Rachel:「やりたくない人はやらなくていいよー!」って(笑)。

Mamiko:私はそういうことができなかった人なんですよ、恥ずかしくて。

Rachel:自意識過剰なんだよね(笑)。

Mamiko:そう、自意識過剰だから(笑)。恥ずかしいなとか、足つかれたなとか、MC長いなとか、好きなアーティストのライブに行っても、そういうふうに思うことがあるから。私はそれをやりたくないんですよ。

Rachel:だから、MC中に「MC長いからゴメンね」とか先に謝っちゃう。

Mamiko:ちょっと小躍りしていた方が足むくまないよとか教えるし。トイレ行きたかったら行っていいし、飲み物が欲しかったら買いに行ってください、みたいなことを全部言うんです。だからウルサイと思います、MCが(笑)。

ーーおもてなし精神全開ですね。

Mamiko:だけど、MC以外のところは「ナメんなよ」っていう感じで強気でやってるんで。初めてライブに来る人はどうやってライブを楽しんでいいかわからないと思うんですよ。だからこそ『Fishing』をメチャクチャ聴き込んで来て欲しい。曲を知ってる方が、やっぱり、よりライブを楽しめると思うから。

Rachel:それで「chelmicoはライブの方がいい」って思ってもらえたら最高です!

(取材・文=猪又孝/写真=林直幸)

■リリース情報
chelmico  2nd Album『Fishing』
8月21日(水)リリース
¥2,800+税
※初回限定生産分のみ豪華デジパック仕様
期間限定1500円ディスカウントキャンペーン予約注文受付はこちら

2019年7月19日(金)
デジタルシングル「Balloon」配信リリース

<アルバム収録内容>
1. EXIT
Words by Rachel and Mamiko / Music by ESME MORI, Rachel and Mamiko
2. 爽健美茶のラップ
Words by Rachel and Mamiko / Music by 近田春夫 /Sound Produced and Programmed by ESME MORI
3. ひみつ
Words by Rachel and Mamiko /Music by Mikeneko Homeless and Mamiko /Guitar by Shin Sakiura
4. Navy Love
Words by Rachel and Mamiko /Music by ryo takahashi, Rachel and Mamiko /Guitar by Newly
5. Balloon
Words by Rachel and Mamiko /Music by Mikeneko Homeless and Mamiko /Guitar by Shin Sakiura
6. Fishing (Interlude)
Music by TOSHIKI HAYASHI (%C)
7. BEER BEAR
Words by Rachel and Mamiko /Music by ryo takahashi, Rachel and Mamiko/Additional Vocal by 森本晋太郎(トンツカタン)
8. 12:37
Words by Rachel, Mamiko  and Nariaki Obukuro /Music by Nariaki Obukuro /Bass by Naoki Kobayashi
9. Summer day
Words by Rachel and Mamiko / Music by ESME MORI, ryo takahashi, Rachel and Mamiko
10. 仲直り村
Words by Rachel and Mamiko / Music by ESME MORI, Rachel and Mamiko
11. switch
Words by Rachel and Mamiko /Music by ESME MORI, ryo takahashi, Rachel and Mamiko
12. Bye
Words by Rachel and Mamiko /Music by ESME MORI, ryo takahashi, Rachel and Mamiko

■ツアー情報
『chelmico Fishing Tour』
9月7日(土) 福岡DRUM Be-1
Open 17:30 / Start 18:00 (info:キョードー西日本 0570-09-2424)

9月14日(土) 宮城・仙台MACANA
Open 17:30 / Start 18:00 (info:仙台MACANA 022-262-5454)

9月16日(月・祝) 北海道・札幌SPiCE
Open 16:30 / Start 17:00( info:WESS 011-614-9999)

9月20日(金) 愛知・名古屋CLUB QUATTRO
Open 18:15 / Start 19:00 (info:ジェイルハウス 052-936-6041)

9月22日(日) 大阪・梅田CLUB QUATTRO
Open 16:15 / Start 17:00 (info:GREENS 06-6882-1224)

9月29日(日) 東京・マイナビBLITZ赤坂 
Open 16:00 / Start 17:00 (info:HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999)
チケット: All Standing ※東京公演のみ2階指定席あり
¥3,500 (税込) drink別
4歳以上チケット必要

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