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「ライトハウス」公開記念し「ウィッチ」「ミッドサマー」渋谷で上映

ナタリー

左から「ウィッチ」ビジュアル、「ミッドサマー」ビジュアル。(c)2015 Witch Movie,LLC.All Right Reserved. (c)2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.

「ライトハウス」の公開を記念した企画「『ライトハウス』公開直前!“光と影”のスリラー映画特集上映」が、7月2日から8日にかけて東京・渋谷のWHITE CINE QUINTOで開催される。

A24が製作した「ライトハウス」は、謎めいた孤島にやって来た2人の灯台守が狂気と幻想にとらわれていくスリラー。ウィレム・デフォーとロバート・パティンソンが灯台守を演じ、ロバート・エガースが監督を務めた。

特集上映でスクリーンにかけられる作品は、A24が世に送り出した2本。ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」のアニヤ・テイラー=ジョイを主演に迎えたエガースの監督作「ウィッチ」と、「ブラック・ウィドウ」のフローレンス・ピューが主演を務めたアリ・アスター監督作「ミッドサマー」が上映される予定だ。来場者には「ライトハウス」のポストカードがプレゼントされる。

「ヘレディタリー/継承」のA24関係者向け上映会で出会ったというアスターとエガース。同作を監督したアスターは「あなた(エガース)と奥さんが前のほうに座っていたのを覚えています。そしてあなたは私に親指を2本立てて、とても温かい笑顔を見せてくれました。その場にいた人たちが『君はろくでなしで、価値のない映画を作った』と言いたそうな中で、私はあなたの笑顔を命綱として握りしめていました」と振り返る。

また、アスターは「ライトハウス」の未完成版を鑑賞した際のことを回想。「私が観たものはほとんど完成していると感じました。美しく見事に仕上げられていて、本当に面白かったです。私が大好きなハロルド・ピンターのことを考えさせられました。ピンターのように感じられる作品は、ほかには思いつかないのです。つまり『召使』『誰もいない国』『帰郷』のような作品はほかにないのですが、この作品は完全に精神的なレベルで兄弟のような作品だと感じました。ピンターを彷彿とさせながらも、ピンターを含めたほかの何物でもないことを感じさせてくれます。まったくユニークな作品だと感じました」と語った。

「ライトハウス」は7月9日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。

「ライトハウス」公開直前!“光と影”のスリラー映画特集上映

2021年7月2日(金)~8日(木)東京都 WHITE CINE QUINTO
料金:1200円均一(1作品につき)
<上映作品(予定)>
「ウィッチ」
「ミッドサマー」

(c)2019 A24 Films LLC. All Rights Reserved.

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