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吉田羊、『アナと雪の女王2』吹替版でアナとエルサの母親役に 「ディズニーの作品は“夢の世界”」

リアルサウンド

19/10/31(木) 4:00

 吉田羊が、『アナと雪の女王2』の日本語吹替版で、アナとエルサの母親イドゥナの声優を務めることが決定した。

【動画】『アナと雪の女王2』予告編

 本作は、興行収入約255億円、観客動員約2000万人という数字で、日本の歴代興行収入第3位を記録した『アナと雪の女王』の続編。アレンデール王国を治めるエルサとアナの姉妹は、深い絆で結ばれ、幸せな日々を過ごしていた。だが、エルサにしか聞こえない不思議な“歌声”によって、姉妹は未知なる世界へと導かれる。それは、エルサの“魔法の力”の秘密を解き明かす、驚くべき旅の始まりだった。

 吉田が吹き替え声優を務めるイドゥナは、今は亡きアナとエルサの母親で、アレンデール王国の元王妃。前作で船の事故により命を落としてしまったと語られていたが、本作では回想シーンで登場し、ロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が手がけた、幼いアナとエルサに歌う子守歌を歌うことが明らかとなっている。

 先日公開された日本版本予告では吉田が吹き込む声も披露されており、幼少期のアナとエルサを優しく包み込んだ、温かみのある声でイドゥナ役を演じ切っている。「なぜ私だけ魔法が使えるの?」という幼いエルサの問いかけに、イドゥナは「いつか答えが分かるわ」と話しており、前作では明かされなかった“エルサの力の秘密”を知る重要なキャラクターとなる。

 吉田は、オーディションに参加し、優しく見守る母親でありながら、王妃という気品にもあふれた一面も持ち合わせている難しい役どころを演じることができ、劇中で“子守歌”を歌い上げる歌唱力を持ち合わせていることから、見事に合格したという。

 『アナ雪』の大ファンであることを公言している吉田は、声優決定を聞いたときの気持ちを「オーディションの合格通知をいただいたときは、びっくりしすぎて『ウソ!?』と言ってしまいました(笑)。ディズニーの作品はまさに“夢の世界”で、まさか自分がその世界の住人になれるとは思っていなかったので、本当に嬉しかったです」と歓喜のコメントを寄せている。また、実際にアフレコをしてみて「声の強弱やキャラクター同士の距離感を意識して演じました。アレンデール王国の王妃という気品や気高さを意識して演じさせていただいたので、“私の声には聞こえないね”という風に言っていただけたら成功かなと思っています」とも語っている。

(リアルサウンド編集部)

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