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「バッド・ジーニアス」はハリウッド映画へのラブレター、監督&主演女優が来日

ナタリー

18/11/3(土) 18:56

左からナタウット・プーンピリヤ、チュティモン・ジョンジャルーンスックジン。

タイ映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」の大ヒット記念舞台挨拶が本日11月3日に東京・シネクイントで開催され、キャストのチュティモン・ジョンジャルーンスックジン、監督のナタウット・プーンピリヤが登壇した。

本作は、1人の天才少女を中心とした高校生たちが、世界を股にかけたカンニングプロジェクトに挑むさまを描いたクライムエンタテインメント。「国内外のさまざまな映画賞に輝いた気分は?」とMCから問われたナタウット・プーンピリヤは「この1年、うれしすぎてなんと言ったら……。日常生活は変わりませんが、勇気を持って仕事にチャレンジすることができています」としみじみとした表情で話し、「この作品は、個人的にはスパイアクション風にしたかった。これまで私がたくさん観てきたハリウッド映画へのラブレターのようなものだと思っています」と説明する。そして、本作と同様にヒットを受けて上映館が拡大した上田慎一郎監督作「カメラを止めるな!」を鑑賞済みだという彼は「すっごく好きになりました!」と感想を述べた。

天才少女のリンを演じて映画初主演を飾ったチュティモン・ジョンジャルーンスックジンは「(リンは左利きの設定のため)演技指導のコーチに言われて毎日塗り絵をしたり、食事をするときも左手を使ってました。今でもふと携帯電話を左で持っちゃうことがあります」と役作りの裏側を明かす。さらに、プライベートでも日本を訪れているという彼女は「独特の文化が好き。日本に来るとすごくリラックスします」とはにかみながら語った。

イベントの終盤には、観客とのQ&Aコーナーも。「パート2はあるか?」との質問に、ナタウット・プーンピリヤは「まだわかりません」と答えつつも「(主要キャラクターの)4人についての面白いエピソードを思いついたときが、そのときかなと思います」と続けて観客を喜ばせた。

「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」は東京・新宿武蔵野館ほかにて上映中。

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