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竹内愛紗、『未満警察』はこれまでの集大成? 第4話は本間×一ノ瀬の同期キャストの活躍に注目

リアルサウンド

20/7/18(土) 10:00

 Sexy Zoneの中島健人とKing & Princeの平野紫耀がW主演を務めるドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)。7月18日放送の第4話は、警察学校の生徒役の竹内愛紗がフィーチャーされる予感だ。第4話では、本間(中島健人)と一ノ瀬(平野紫耀)の同期・野原さやか(竹内愛紗)が何かに思い悩み、自身のSNSアカウントに「死にたい」と投稿すると、“指友指助”というハンドルネームのカウンセラーを名乗る男(忍成修吾)から連絡があり、翌朝寮から姿を消すというプロットに。

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 竹内は、桐谷美玲や桜庭ななみなど、多くの女優をスカウトで発掘してきたスウィートパワーが、10ヶ月近くの交渉の末に上京。いきなり「Y!mobile」CMでデビューを果たし、デビュー3ヶ月で『週刊ヤングジャンプ』に起用されるという、まさに彗星の如く現れたシンデレラガールだ。

 その後、井上真央主演ドラマ『明日の約束』(カンテレ・フジテレビ系)で、仲間由紀恵の娘役として女優デビュー。母親はネグレクト、父は浮気、兄は自殺、自分は家を飛び出したいと援助交際をするなど、複雑な家庭環境にいる闇を抱えた中学1年生の役で、親への葛藤や心境の変化を繊細に表現、デビュー作とは思えない高い演技力を見せ、その後も数多くのドラマ・映画への出演を着実に重ねている。

 これまで演じてきた役を振り返ると、10代ならではの心の葛藤を抱える役柄が多く、それを繊細に演じられるというのが竹内の特徴だと言える。杉咲花、新田真剣佑、黒島結菜ら、次世代の映画界を背負う若手俳優たちが集結した映画『十二人の死にたい子どもたち』では、その存在感に、堤幸彦監督は「ミステリアスさと純粋さで非業な役を演じると花開きそう」(参照:『十二人の死にたい子どもたち』公式サイト)とコメントを寄せている。また、『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(読売テレビ・日本テレビ系)では、スピードクライミング選手役として、茶髪&ロングヘアー姿で登場。少し見た目を変えるだけで、クレジットが出るまで竹内と気づかないほどイメージがガラリと変わるのも、今後強い武器となりそうだ。

 さて『未満警察』だが、実は第3話でさやか失踪に繋がる伏線が描かれていた。家出少女が人身売買される話の中で、さやかが2年前家出少女だったことを告白。当時のSNSでのつぶやきと大人たちの返事を警察学校の仲間に見せ「その子たち全員、助けてあげたい」と、うつむきながらつぶやくシーンがある。当初はクールな役回りに見えていたが、実は心に闇を抱える過去があり、何かの理由があって警察になろうとしているようだ。そうしたダークな過去を抱えている役は、竹内が3年のキャリアの中で演じてきた積み重ねのようなキャラクターなので、今回も繊細な心の動きの演技を見せてくれるはず。このドラマは一見した明るさの中に、シビアな内容も含んでいるため、さやかの背景や心の闇が救われるのか注目したい。

 そしてこの回から、これまであまり出番のなかった警察学校の同期も活躍しそうで、『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日系)でヒロイン・ツクヨミ役や、2020年のドラマ『ホームルーム』(MBS)での、最強のツンデレ生徒会長役など、目力が強くミステリアスな風貌が特徴的な大幡しえりや、アイドルグループ「ベイビーレイズJAPAN」の元メンバーでリーダーでもあった傳谷英里香、ドラマ『レンタルなんもしない人』(テレビ東京系)でレンタルさんをライバル視する役や、ドラマ『忘却のサチコ』(テレビ東京ビ系)で、サチコを尊敬するゆとり世代の社員役など、今引っ張りだこの葉山奨之など、魅力的な若手俳優が警察学校の同期として出演しているだけに、仲間とのチームワークや青春物語が見られる展開も期待が高まる。 (文=本 手)

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