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ダルカラ「丘の上~」稽古中、谷賢一「男女の違いを描き、社会に思いを馳せる」

ナタリー

DULL-COLORED POP 第23回本公演「丘の上、ねむのき産婦人科」稽古の様子。

8・9月に上演されるDULL-COLORED POP「丘の上、ねむのき産婦人科」の稽古風景を捉えた写真と、作・演出を手がける谷賢一からのコメントが到着した。

架空の地方都市を舞台にした「丘の上、ねむのき産婦人科」では、少子化、晩婚化、ジェンダーロールやジェンダーギャップ、若者の貧困、不妊治療、中絶、ひとり親など、妊娠や出産をとりまくさまざまなテーマが取り上げられる。

上演に向け、谷は「感じ方の性差が最も激しいものの一つであろう妊娠・出産の体験談を20組以上取材し、短編集のような、スケッチのような、一本の作品に仕上げました。男女逆転上演も行います。男女の違いを描くことで社会について思いを馳せる、異なる性 / 生を想像する演劇、ぜひ観に来て下さい」とメッセージを送った。

本作には、DULL-COLORED POPの東谷英人、内田倭史、大内彩加、倉橋愛実、塚越健一、宮地洸成に加え、岸田研二、木下祐子、冨永さくら、湯舟すぴか、李そじん、渡邊りょうが出演。8月1・2日には兵庫・城崎国際アートセンターにて試演会が行われ、本公演は8月11日から29日まで東京のザ・スズナリ、9月1日から5日まで大阪・in→dependent theatre 2ndで実施される。

谷賢一コメント

「どうせ男の人にはわかんないだろうけど」なんて最近よく言われて、男としてはハァすみませんと頭を下げるしかないんですが、そこで引き下がっていては相互理解 / 他者理解に至るはずもなく、徹底的に考えてみようと思いました。ミサンドリーもミソジニーもこりごりです。そこで感じ方の性差が最も激しいものの一つであろう妊娠・出産の体験談を20組以上取材し、短編集のような、スケッチのような、一本の作品に仕上げました。男女逆転上演も行います。男女の違いを描くことで社会について思いを馳せる、異なる性 / 生を想像する演劇、ぜひ観に来て下さい。

DULL-COLORED POP 第23回本公演「丘の上、ねむのき産婦人科」

2021年8月1日(日)・2日(月)※試演会
兵庫県 城崎国際アートセンター

2021年8月11日(水)~29日(日)
東京都 ザ・スズナリ

2021年9月1日(水)~5日(日)
大阪府 in→dependent theatre 2nd

作・演出:谷賢一
出演:東谷英人、内田倭史、大内彩加、倉橋愛実、塚越健一、宮地洸成 / 岸田研二、木下祐子、冨永さくら、湯舟すぴか、李そじん、渡邊りょう

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