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「すばらしき世界」仲野太賀のモデルとは?役所広司とのオフショットも公開

ナタリー

21/2/7(日) 16:30

山下敦弘をモデルにした、仲野太賀演じる津乃田。

「すばらしき世界」より、キャストの役所広司と仲野太賀のオフショットが公開された。

西川美和が監督を務めた本作は、佐木隆三の小説「身分帳」をもとにした作品。人生の大半を獄中で暮らした実在の男性をモデルに、出所後に社会で必死に生きる男の姿が描かれる。役所が13年の刑期を終えた元殺人犯の三上正夫に扮した。

本日2月7日に28歳の誕生日を迎えた仲野が演じたのは、三上にすり寄る若手テレビディレクター・津乃田。西川は津乃田を「気が付いたら被写体の懐に入りしっかりカメラを回しているような人にしたい……」と考え、「リンダリンダリンダ」「オーバー・フェンス」などで知られる山下敦弘をモデルに選んだ。普段から山下と親交のある西川は、私服の写真を送ってほしいと頼み、その写真をもとにニット帽にメガネ、ひげをたくわえた津乃田を作り上げていった。

「ゆれる」を観て衝撃を受け、西川の作品に参加することを熱望していた仲野は「取材をする記者、あるいは作家の目線の在り方については細かく演出してもらいました。作家は取材対象をどう見ているか。西川さん自身が作家でもあり、どういうときに狡猾な視点で三上をどう見ているのか、そのあたりのアイデアをいただきました」と回想。また「今後この作品は僕のお守りになってくれると思います。これに甘んじず気を引き締めてやっていきたいというのが今の気持ちです。ああ、もう一回、あの日々に戻れないかなあ(笑)」と思い入れたっぷりに語っている。

「すばらしき世界」は、2月11日より全国ロードショー。

(c)佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

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