第72回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門に正式出品されたマ・ドンソク主演映画『The Gangster, The Cop, The Devil（英題）』が、『悪人伝』の邦題で2020年夏に公開されることが決定した。

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　韓国映画としては、『新感染ファイナル・エクスプレス』『悪女／AKUJO』に続き、第72回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門で正式上映された本作は、会場を熱狂の渦に巻き込み、その勢いのまま本国では興行収入ランキング初登場No.1、最終的には観客動員数300万人を超えるヒットを記録した。シルヴェスター・スタローン製作によるハリウッド・リメイクも決まっている。

　凶悪なヤクザのボス、チャン・ドンスがある夜何者かにめった刺しにされる。署内でも問題刑事として知られるチョン刑事が事件の捜査にあたり、奇跡的に一命をとりとめたドンスとチョン刑事は、ともに共闘して犯人を追い詰めることになる。

　マーベル映画『エターナルズ（原題）』でハリウッド進出だけでなくMCU入りも決まったマ・ドンソクが主演を務める。

　なお本作は、11月2日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催される「シン・ファンタ / 復活!? 東京国際ファンタスティック映画祭ナイト」で、アリ・アスター監督最新作『ミッドサマー』、小林勇貴が監督を務めた『爆裂魔神少女 バーストマシンガール』とともに上映されることも決定している。　（文＝リアルサウンド編集部）