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今年の下北沢映画祭はWeb開催!審査員に三島有紀子迎え、行定勲もトーク繰り広げる

ナタリー

20/9/10(木) 18:00

第12回下北沢映画祭のポスタービジュアル。

第12回下北沢映画祭が、10月2日から4日に配信プラットフォーム「STAY HOME MINI-THEATER powered by mu-mo Live Theater」と連携してオンラインで開催される。

メインプログラムとなるコンペティションでは、全国から応募された237作品の中から選ばれた10作品を配信。ゲスト審査員には「Red」の三島有紀子が迎えられた。そのほか審査員には企画・配給プロデューサーの直井卓俊、トリウッド代表でポレポレ東中野支配人の大槻貴宏、映画評論家の轟夕起夫の名が並ぶ。映画祭では、審査員が選ぶグランプリと準グランプリ、観客投票による観客賞のほか、下北沢商店連合会会長賞が決定する。タイムテーブルは9月下旬に公式サイトで発表。

期間中には行定勲とミュージシャン曽我部恵一によるトークイベントが10月4日に開催。下北沢への思いや、コロナ以後の創作活動の変化について語り合う。加えて「ドロステのはてで僕ら」初のゲストによるコメンタリー上映も同日に実施される。映画祭初日の10月2日にはオープニングイベントが行われる予定だ。チケットは9月12日10時から各プログラム開始5分前まで「STAY HOME MINI-THEATER powered by mu-mo Live Theater」公式サイトで販売。なお映画祭のポスターには、ヨーロッパ企画の角田貴志が手がけたイラストが使用されている。

第12回下北沢映画祭

STAY HOME MINI-THEATER powered by mu-mo Live Theater 2020年10月2日(金)~4日(日)

コンペティション

2020年10月3日(土)12:00~19:30(予定)
料金:2000円
<上映作品>
団塚唯我「愛をたむけるよ」
目黒大輔「覚めぬ夢などあるじゃなし」
宮崎樹里愛「形をとって」
野口高遠「SHADE」
都楳勝「蝸牛」
山村もみ夫。「ストレスフルスイング」
諫早幸作(制作代表)「curfew」
大門嵩「多日想果」
村上創紀「杭を打て」
佐藤安稀「ナイトライダー」

行定勲監督スペシャル対談 -コロナ禍での変化と下北沢powered by世田谷サービス公社

2020年10月4日(日)13:00~15:00
料金:1800円
<出演者>
行定勲 / 曽我部恵一

『ドロステのはてで僕ら』上映 in 下北沢映画祭

2020年10月4日(日)16:00~19:00
料金:1800円
<上映作品>
「ドロステのはてで僕ら」
※ゲストによるコメンタリー付き

下北沢映画祭実行委員会 スタッフ一同 コメント

下北沢映画祭実行委員会は、新型コロナウィルス感染拡大防止およびお客様とゲスト、関係者、スタッフの安全確保を最優先するため、スタッフと協議を重ねた結果、【オンラインでの開催】に踏み切ることにいたしました。

私たちはこれまで「映画を観る」「映画を届ける」ための“場所”を作り出すことにこだわりたいと考えてきました。

そんな私たちにとって、オンラインでの開催は苦渋の決断でした。ただ、先の見えない状況の中で、映画文化の灯を消さないため、そして下北沢の街に再びにぎわいを取り戻すため、私たちが、いまできることは何かを考えた結果、「中止」という選択肢だけはありませんでした。

第12回のテーマは「映画は、いつもの街で待っている」。
世の中が大きく変化しているなか、新たな常識に翻弄されている「いま」のことを考えました。

日常はいま、ものすごいスピードで変わっていきます。しかしながら、映画は私たちの手の届くところにある。 “変わらないもの”がいつもの街=下北沢にはあるという想いをテーマに込めました。

そして、どんな形であっても「新たな才能を発掘する」「多様な自主映画の表現の場を守る」「下北沢の特性を活かした企画を届ける」という、下北沢映画祭本来の目的は実現できると信じております。

オンライン開催は初の試みとなり、慣れないことも多いですが、これまでインディペンデント映画に触れてこなかった方たち、下北沢に来たことがない方たちにとっての「発見」の場になって欲しいと強く願っています。

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