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やさしいズ、トップ出番から優勝!“あの大会”の悪いジンクス払拭「お笑い王決定戦」

ナタリー

18/12/24(月) 23:24

やさしいズの優勝が決まった瞬間。

やさしいズが本日12月24日にオンエアされた「そろそろ にちようチャップリン プレゼンツ お笑い王決定戦2018 グランドチャンピオン大会」(テレビ東京系)で優勝。この収録直後、インタビューに応じた。

今年4月から9カ月にわたって展開されてきた「お笑い王決定戦2018」のグランドチャンピオン大会には各予選を勝ち上がったジェラードン、ネルソンズ、やさしいズ、スーパーマラドーナ、アインシュタイン、タイムマシーン3号、ハナコと、敗者復活戦を制したコマンダンテが出場。ネタ順じゃんけんの結果、一番手のやさしいズと最終番手に登場したネルソンズが決勝ステージへと進み、2本目のネタで激突した。

やさしいズといえば「キングオブコント2018」決勝でトップバッターを務め最下位に終わったものの、生放送中、審査員の松本人志にコンビ名を連呼されていたことが記憶に新しい。その印象が強いだけに、「悪いジンクスを取っ払えた」と喜ぶ一方で、「キングオブコントのトップバッターで勝てなかったというのをけっこうボケしろにしていたんですが、勝っちゃったのでもう使えないですね(笑)」とタイ。「トップバッターになった時点で“あの大会”がよぎって『(優勝は)もうないな』と思った」とネタ前を振り返ると、佐伯は「だから逆に一番気楽にできたと思います」と勝因の1つだと分析した。

同番組MCの内村光良から受ける評価は、「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」「笑う犬」シリーズ(共にフジテレビ系)を観て憧れていたという2人にとって大きな糧になっている。「(内村からの言葉が)めっちゃ自信になります。普段ライブとかであんまりウケなくても、『でもあの人が面白いって言ってくれたし』っていい意味で調子に乗りながらやれます(笑)」(タイ)、「誰も見てない地下でやってきた気分だったので、お褒めの言葉をもらえると(芸人を)続けてていいんだって思えます」(佐伯)と「お笑い王決定戦2018」に参加できたことを感謝する。

200万円の優勝賞金と副賞の冠番組については、タイが「今日のゲストの三浦理恵子さんが僕らのことを好きだと言ってくれたので、200万円でオファーして一緒に街ぶら番組を。僕も『THE夜もヒッパレ』(日本テレビ系)の頃から好きだったので」と願望を語る一方で、佐伯は「でんぱ組.incが大好きなので、ただ会いたいです。制限つけると出てくれない可能性があるので、会えれば(内容は)なんでもいいです」と控えめ。なおこの特番は1月7日(月)深夜に放送されることが決定。「やさしさ」と「感動」をテーマにした“日本一やさしい”コントメインの内容を予定している。

今年は「キングオブコント」決勝進出や「マイナビLaughter Night」(TBSラジオ)のチャンピオンライブ優勝など好調だったやさしいズだが、同期に「キングオブコント2018」王者のハナコ、「M-1グランプリ2018」王者の霜降り明星がおり、「僕らもちょいノリくらいはしてると思うんですけど、ノリすぎてる奴らにかき消されてる。鬼ノリしてる同期に負けないようにがんばりたい」と、さらなる飛躍を誓った。

やさしいズ 優勝ご褒美特番(タイトル未定)

テレビ東京 2019年1月7日(月)24:12~25:00

(c)テレビ東京

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