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「空青」吉沢亮と吉岡里帆がシッチェス映画祭に登場、800人の観客熱狂

ナタリー

左から第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭副ディレクターのマイク・ホステンチ、吉岡里帆、吉沢亮、長井龍雪。

「空の青さを知る人よ」が第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭でスペイン現地時間10月9日に上映。舞台挨拶に、キャストの吉沢亮と吉岡里帆、監督の長井龍雪が登壇した。

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の岡田麿里が脚本を手がけ、田中将賀がキャラクターデザインと総作画監督を務めた本作。売れないギタリスト・金室慎之介と過去からやってきた高校生“しんの”、慎之介の元恋人である相生あかね、あかねの妹あおいが織りなす不思議な四角関係が描かれている。

アニマット(アニメーション)部門とオフィシャルファンタスティックコンペティション部門に選出された「空の青さを知る人よ」。吉沢、吉岡、長井はメイン会場の「オーディトリ メリア シッチェス」でレッドカーペットを歩き、サインを求めるファンに笑顔で応えた。

慎之介としんのに声を当てた吉沢は、約800人の観客で埋め尽くされた会場の舞台に上がり「ブエナスタルデス(こんにちは)。ソイ、亮 吉沢(私の名前は吉沢亮です)」とスペイン語で挨拶。大歓声を浴びたあと「スペインには初めて来たのですが、昨日、シッチェスの海沿いの素敵なレストランで海を見ながらごはんを食べるという、素敵な時間を過ごさせていただきました。最後まで映画を楽しんでいただけるとうれしいです」と語った。

あかね役の吉岡は「シッチェスは海外の映画祭で初めて訪れた街です。私にとって、とても特別な街になりました。私も昨日、素敵な晩ごはんを食べました。ハモン エスタバ ムイリコ(生ハムがとてもおいしかったです)!」とコメント。長井は「この作品は日本の地方都市を舞台にしており、1人の不思議な青年を通して、2人の姉妹やそれを取り巻く人々がさまざまな思いを紡いでいく映画です」と述べた。

上映会と舞台挨拶を終えた吉沢は「会場のアットホームな感じがとてもよかったです。日本の文化をわかったうえで反応してくださっているのがわかって、すごくうれしかったです」と述懐。吉岡は「観ている最中に拍手が起こることは日本であまりないですし、うれしくてありがたかったです。シッチェスで多くの方と楽しく観ることができて、すごくいい映画だなと改めて思いました」と話し、長井は「日本の細かい小ネタなどが入っているので伝わるのか不安でしたが、たくさん笑ってくださっているのを見て驚きました。今は無事に上映が終わってホッとしています」と胸をなでおろした。

映画祭の授賞式は現地時間10月12日の夜に行われる予定。なお本作が、スペイン語圏を含む94の国と地域で配給されることがこのたび決定した。

「空の青さを知る人よ」は、本日10月11日より全国で公開。

(c)2019 SORAAO PROJECT

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