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『スカーレット』西川貴教、ジョージ富士川役を語る 「一生のうちで二度とないと思った」

リアルサウンド

19/12/28(土) 8:20

 毎週月曜日から土曜日まで放送されているNHKの連続テレビ小説『スカーレット』。第78話に再登場した西川貴教より、コメントが寄せられた。

 本作は、焼き物の里・信楽を舞台に、女性陶芸家・川原喜美子(戸田恵梨香)が、モノを作り出す情熱と喜びを糧に、失敗や挫折にめげずに生きていく波乱万丈の物語。

 西川が演じるのは、世界的な芸術家・ジョージ富士川。フランスの美術学校に留学経験を持つ。こてこての大阪ことばが特徴で、口癖は「自由は不自由やで!」。 喜美子とは、大阪での出会いは一瞬だったが 、信楽で思いがけない再会を果たし、信楽に新しい風を吹きこむ。

 西川から寄せられたコメントは下記の通り。

■西川貴教(ジョージ富士川役)コメント

●『スカーレット』出演が決まったときの気持ち
地元の滋賀県を舞台に選んでいただいたこと、そしてその作品に出演させていただく機会をいただけたことは、やはりうれしかったですね。出演の依頼を受けたとき、舞台の仕事で大阪におりまして、そこに、普段あまり遠方の現場には来ないチーフマネージャーが来ていたのを見て、なにかトラブルがあったのか?と思っていました。「なんかあったの?」と聞いたら、「なんかありました」と答えるので、「なにがあかん かったんやろう?」と聞いたら、「急きょ、返事をしないといけない案件がありまして……ドラマです」ということで、詳しく教えてもらったら“朝ドラ”の出演依頼だったんですね。僕は舞台の仕事は定期的にさ せていただいておりますが、映像の仕事は本当に久しぶりでした。でも、ヒロイン・喜美子にとってジョージ富士川との出会いが転機となることも伺い、そういった方を演じる機会なんて一生のうちで二度とないんじゃないかと思ったので、ぜひやらせていただこうと思いました。
撮影が始まる前の話ですが、早くみなさんに、このジョージ富士川というキャラクターの説明をしたくて仕方なかったんです! 撮影に入る直前は夏だったので、季節的にライブやイベントあるんですね。ジョージ 富士川という人物がいかなるものかを説明できないまま、金髪の髪色でステージに出ていたので、すごくみなさんびっくりされていたと思います。「役作りのためなんです」とは言えなかったので、早くこのジョー ジ富士川という役についての情報を世に送り出して「あぁ、あの髪色と髪型はジョージのためやったんや」「朝ドラのためやったんや」「役作りやったんや」と思ってもらえるように説明したかったですね。「めっちゃ調子に乗ってるやん、あいつ!」と思われていたと思うので、結構心苦しかったです(笑)。

●滋賀県が舞台のドラマに出演することへの思い
滋賀ふるさと観光大使は、もう11年ほど引き受けております。“朝ドラ”出演については、地元の方が本当に喜んでくださる姿を感じていて、純粋にうれしいです。僕が出演するということ以上に、みなさんの喜ぶ姿を見ているのがすごくうれしいです。僕が作品や地元に寄与できることがあるのであれば、さらにうれしいです。

●演じるジョージ富士川の印象、注目してほしいポイント
我が道を行く人物というか、斬新なアートで時代を切り拓いていく寵児として、その魅力を醸し出せるようなキャラクターにできればと思っています。ジョージ富士川の作品も非常に奇抜で、それによって喜美子にもいろいろな刺激を与えると思います。でも、本人はそれにいい意味で無頓着というか、外からどう見られているかをあまり気にしていない、だからこそ大阪ことばでがっつり気さくに話していくし、気取ったところもないと思います。ただ、制作に入るとのめり込むような集中力があるなど、芸術的な部分やなにか人知を超えた才能みたいなものを、どこか匂わせることができればと思っています。こんなにフレンドリーな のに、なにか踏み込めない……といった雰囲気を感じていただけるような役作りができればと思いますね。

●視聴者へのメッセージ
滋賀県が舞台の連続テレビ小説『スカーレット』。僕自身も滋賀県の代表でもありますが、この作品を通して、みなさんにもどんどん滋賀県の魅力も知ってもらいたいと思っています。ぜひとも『スカーレット』をお楽しみにご覧ください。

(リアルサウンド編集部)

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