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BTSが世界中のARMYと作り上げた“小宇宙”「大吹打」や「Chicken Noodle Soup」を7人で披露

ナタリー

BTS (c)BIGHIT MUSIC

BTSが6月13、14日にオンラインファンミーティング「BTS 2021 MUSTER SOWOOZOO」を開催した。

「BTS 2021 MUSTER SOWOOZOO」は、6月13日のデビュー8周年を記念して行われたファンミーティング。ハッシュタグで世界中のARMY(BTSファンの呼称)から寄せられたコメントについてメンバーが話す「ARMY Signals」のコーナーや事前に集めたARMYの歌声をライブ中に流す企画「ARMY IN ECHO」、それぞれの場所でファンミーティングを楽しむARMYたちの姿を会場中に配置したモニターで映す「ARMY ON Air」といった企画などを盛り込み、野外スタジアムに組まれた華やかな舞台セットの中で多彩な楽曲を披露した。このファンミーティングには2日間合計195の国と地域で約133万人が参加。各日約130分にわたるスペシャルな時間をBTSとARMYは楽しんだ。

2019年の「BTS 5TH MUSTER [MAGIC SHOP]」以来となる“MUSTER”公演(ファンミーティング)のテーマは「冒険」。車に乗って旅行を始めるシーンで開幕した。広々とした野外に設けられた舞台セットは「SOWOOZOO」(=小宇宙)という公演タイトルどおりさまざまな惑星で飾られ、デビュー8周年を記念して「8」を形象化した、“∞”にも見えるステージも設けられた。車に乗って現れた彼らは昨年11月にリリースしたアルバム「BE」のリード曲「Life Goes On」を歌いながらステージを移動。車から降りると、最新曲「Butter」、昨年8月にリリースした「Dynamite」のトロピカルミックスを立て続けに披露した。そして7人は椅子に座ると「ARMYの皆さんに会いに来た。僕たちに必要なのは目的地の『ARMY』がどこにあるのかを知らせる“シグナル”だ」と語り、ARMYがSNSに寄せたコメントをもとに会話を繰り広げた。

BTSは「ARMY IN ECHO」を通じて届けられる歓声や「ARMY ON Air」でつながったモニターの中のARMYの熱い視線を浴びながら「Dis-ease」「FIRE」「So What」を熱唱。RM、JIN、JUNG KOOKは「Stay」を所狭しと移動しながら披露し、SUGA、J-HOPE、JIMIN、Vは「Fly To My Room」を“ARMYの部屋”から届けた。

初日公演ではSUGAがAgust D名義で発表したソロ曲「大吹打」をメンバー全員で披露。ミュージックビデオを思わせるセットや衣装を着たメンバーの姿も見どころとなった。2日目の公演ではJ-HOPEのソロ曲「Chicken Noodle Soup」を大勢のダンサーを従えて7人で歌唱。さらにback numberの提供曲として話題を集めた日本オリジナル曲「Film out」も初披露された。

アンコールパートでは日本2ndアルバム「YOUTH」に収録された日本語楽曲「Wishing on a star」が1日目は韓国語バージョン、2日目はオリジナルバージョンで披露された。そのほか「A Supplementary Story : You Never Walk Alone」やイベントタイトルにもなった「Mikrokosmos」も届けられた。BTSは「今日は本当に楽しくて幸せだった。1つの空間で呼吸できるその日が待ち遠しい。1日でも早く状況がよくなって、皆さんに会いたい。いい日が来るその日まで、皆さんがんばってほしい」と公演を終えた感想を述べたあと「深い夜ほど光はもっと明るく輝く。皆さんは僕たちに向かって、僕たちは皆さんに向かって絶えず光を送り、お互いが探し合っているということをいつも忘れないでほしい」と世界中のARMYへのメッセージを送った。

※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正します。

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