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hy4_4yhのプロデューサー江崎マサルが死去、新型コロナウイルス感染後に容体が急変

ナタリー

江崎マサル

hy4_4yhのプロデューサーを務める江崎マサルが、新型コロナウイルスに感染し、8月31日夕刻に亡くなったことが発表された。

発表によれば、8月21日にhy4_4yhのメンバーであるyukarinの新型コロナウイルス陽性が判明。この時点の検査では、江崎は陰性であったが、8月24日にchanchalaの陽性が確認されたあと、2回目の検査を受けて陽性と判定されたという。江崎は保健所の指示を受けつつ、軽症であったことから本人の希望により自宅療養していたが、容体が急変し、帰らぬ人となった。本日9月6日15:30に火葬が行われる。なお、新型コロナワクチンは未接種だったという。

江崎は俳優業を経て、葉加瀬太郎プロデュースのもとロックバンド、ストロボ ローディーズを結成。バンド解散後、住友紀人プロデュースでソロデビューを果たし、ヴィジュアル系バンド・Λuciferのリズム隊と結成したオルタナバンド・AMIDAや、すわひでおと結成したコミックバンドユニット・すわマサルでも活動した。

またAKB48、織田裕二、日本エレキテル連合など数多くのアーティストに楽曲を提供し、舞台音楽やゲーム音楽、CM音楽の作家としても活躍。活動20周年を迎えた今年3月にはエザキマサル卍名義でのソロ活動を開始し、7月まで隔月で配信シングル「LOVE GENOME」「そのWAY→その上」「1991 NICE!」をリリースした。

2005年から自身の所属会社アーティスト・hy4_4yhのプロデュースを担当した江崎。彼の最後の制作楽曲は8月25日にリリースされたhy4_4yhによる竹原ピストル「石ころみたいにひとりぼっちで、命の底から駆け抜けるんだ」のカバーで、最後のメディア出演は8月24日放送のTBSラジオ「アフター6ジャンクション」における宇多丸(RHYMESTER)との電話対談だった。なおhy4_4yhは8月18日に結成15周年記念アルバム「十五執念漂流記」をリリースしている。

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