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「寄り添えば、救えるのか?」 有村架純主演『前科者』本予告映像&本ポスター公開

ぴあ

『前科者』 (c)2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会

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原作・香川まさひと、作画・月島冬二によるマンガ『前科者』が、有村架純主演で2021年の秋にWOWOWでドラマ版が放送・配信、劇場版が2022年1月28日(金)に公開となる。この度、映画版の本予告映像と本ポスターが発表された。

原作はテレビドラマ『監察医 朝顔』の原作や『羊の木』(2018年)といった映画の脚本も手掛ける香川まさひとが、罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、彼 / 彼女らと向き合い奮闘していく保護司の姿を描いた作品で、2019年「第3回さいとう・たかを賞」の最終候補に選ばれた社会派ヒューマンドラマ。

監督は岸善幸。2017年に公開された『あゝ、荒野』では、数々の賞を受賞するなど、今最も次回作が期待される岸監督が脚本と監督を務め、満を持して『前科者』を本格社会派エンタテイメント作品として描き出す。

主演を務めるのは、映画『花束みたいな恋をした』(2021年)での好演が記憶に新しい有村架純。有村が演じる主人公・阿川佳代は、罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、彼らと向き合い奮闘していく保護司の女性だ。

共演には、佳代の元で更生し社会復帰へ近づいていたが、ある日忽然と姿を消し再び警察に追われる身となる男・工藤誠に6年ぶりの映画出演となる森田剛。さらに脇を固めるキャストには磯村勇斗、リリー・フランキー、木村多江、若葉竜也、マキタスポーツから、ドラマ版の続投となる石橋静河、北村有起哉、宇野祥平に加え、様々な作品で存在感を放つ個性派、演技派俳優たちが集結する。

阿川の優しさや厳しさに触れ、順調に更生し社員として迎え入れてもらえるはずだった工藤。しかし、ある日忽然と姿を消し直後に起こった事件の容疑者に疑われてしまいます。工藤を探し出そうとする阿川は刑事であり学生時代の同級生の滝本と再会するが、ふたりは学生時代のある忘れられない過去が原因でこの事件を通し、罪を犯した者を“救う者”と“咎める者”として対峙することに。

工藤を取り巻く人々や環境を知っていくなかで、何も知らなかった現実に直面し思い悩みながらも真っすぐに前科者と向き合う阿川の想いは届くのか、そして工藤はなぜ姿を消したのか。



本予告は、引き込まれるような有村や森田の熱演に加え、磯村や若葉、石橋など脇を固めるキャストたちも登場。「寄り添えば、救えるのか?」と幕を閉じる今回の本予告では、罪を犯した人々が社会から居場所をなくさない様に、より添い続けている保護司という人間、そして過去の傷を抱えながらも一生懸命に生きようとしている人々へ向け問いかける。

またドラマ版には映画や原作にはない完全オリジナル作品。ドラマの放送後にはAmazon Prime Videoでの見逃し配信も予定しており、メディアミックスでの大きな展開をとなるはずだ。

『前科者』
映画版:2022年1月28日(金)公開

ドラマ版:11月20日(土)WOWOWにて放送・配信開始
毎週土曜よる10:30 ※第1話無料放送(全6話)
WOWOWオンデマンドにて配信(無料トライアル実施中) / 各話放送後、WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoで見逃し配信

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