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バーンスタインの『オン・ザ・タウン』に愛弟子・佐渡裕が挑む

ぴあ

ミュージカル『オン・ザ・タウン』 提供:兵庫県立芸術文化センター 撮影:飯島 隆

クラシックとミュージカルの世界を股にかけて活躍した作曲家、レナード・バーンスタインの生誕100年にあたる今年、その功績に相応しい舞台が上演される。バーンスタインが『キャンディード』『ウエスト・サイド・ストーリー』に先駆けて手がけた初めてのミュージカルを、愛弟子の佐渡裕がプロデュース・指揮する『オン・ザ・タウン』だ。

演出は英国ロイヤル・オペラなどで活躍するアントニー・マクドナルド、メインキャストはロンドンでのオーディションで選ばれたオペラ界の精鋭たち、演奏は総勢60~70名のフルオーケストラ、そして東京公演の会場はクラシックの殿堂と、ミュージカルファンにとってはクラシックの底力に触れられる絶好のチャンス。一方で、ダンサブルなナンバーを踊るアンサンブルにはロンドンのミュージカル界で活躍する俳優たちが配されるなど、クラシックファンがミュージカルの魅力に開眼する機会ともなりそうだ。

佐渡が「これまでとはひと味違った“総合芸術”」「歴史的な舞台となる」と自信を見せる『オン・ザ・タウン』は、東京文化会館 大ホールで7月25日(木)から28日(日)まで。公演期間の短さはクラシック寄りとなっており、ミュージカルの感覚でいると「気づいたら終わっていた!」ということになりかねないので注意が必要だ。

佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2019 ミュージカル『オン・ザ・タウン』
7月25日(木)~28日(日)
東京文化会館 大ホール

文:町田麻子

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