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「THE SHOW MUST GO ON」上演に向け、加藤健一・新井康弘らが意気込み

ナタリー

加藤健一事務所 vol.110「THE SHOW MUST GO ON」出演者。左から辻親八、新井康弘、加藤健一、加藤忍。

9月に上演される加藤健一事務所「THE SHOW MUST GO ON」に向けて、出演者からのコメントが到着した。

加藤健一は「まだまだ先の予測がつかない状況では有りますが、僕たちも舞台人として何としてもこの芝居の幕を上げるべく、細心の注意を払いながらも、最大のパワーを発揮して頑張ります」とコメント。

新井康弘は「稽古開始までにはまだ少々時間があり、日々心地よい不安を感じながら、舞台にどんな風が吹くのか、自分の声だけで台本を読んでいる今日この頃であります」、加藤忍は「大変な社会状況の中、舞台を必死に創り、全力で幕を開けようと駆けずり回る登場人物に、今の自分、そして演劇人が重なります。いつの時代も信念を持って自らの使命を果たす人間の素敵さを、笑いと共にお届けします」、辻親八は「とにかく大声出して大笑いしましょう」「モヤモヤしたものは大谷選手のホームランのようにこの舞台を観て頂きぶっ飛ばしましょう。イエ~イ!」と、それぞれ意気込みを語っている。

本作は「ROOM SERVICE」の原題で1930年代に初演され、映画化もされたジョン・マーレイとアレン・ボレッツの戯曲。自身の劇団が経済的ピンチに直面しているブロードウェイの演劇プロデューサー、ゴードン・ミラーを軸とした物語が展開する。

公演は9月1日から12日まで東京・本多劇場、18日に京都・京都府立府民ホール“アルティ”にて。東京公演のチケットは発売中で、京都公演のチケットは7月31日10:00に販売開始される。

加藤健一コメント

世界大恐慌の嵐が吹き荒れる中で「絶対に芝居の幕を上げよう! そして、一旦上げた幕は何としても下ろすまい!!」と、まさに命懸けで奮闘する愚かしくも愛すべき「ショーマストゴーオン」の登場人物たち。その力強い姿は、長引くコロナ禍で明日の糧を得ようと毎日必死で闘い続ける多くの人びとの心に、勇気と希望を与えられると信じています。まだまだ先の予測がつかない状況では有りますが、僕たちも舞台人として何としてもこの芝居の幕を上げるべく、細心の注意を払いながらも、最大のパワーを発揮して頑張ります。

新井康弘コメント

加藤健一事務所公演「ショーマストゴーオン」。稽古開始までにはまだ少々時間があり、日々心地よい不安を感じながら、舞台にどんな風が吹くのか、自分の声だけで台本を読んでいる今日この頃であります。“大柄な、口やかましい、威張り散らしている、五十歳の男。自分が重役である事を意識せずにはいられない性格”という役柄を演じるのですが、今のところ自分に備わっているのは大柄なところぐらい。共演者の皆さんの声を聴いて肌で感じて、どう出来上がるのか乞うご期待!

加藤忍コメント

この度、「ショーマストゴーオン」に出演させて頂く事が出来、心より感謝致しております。大変な社会状況の中、舞台を必死に創り、全力で幕を開けようと駆けずり回る登場人物に、今の自分、そして演劇人が重なります。いつの時代も信念を持って自らの使命を果たす人間の素敵さを、笑いと共にお届けします。「アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要なのだ」とコロナ禍で断言したドイツの文化相。日本国民にも日本政府にも、そんな風に思ってもらえる芝居を創りたいです。

辻親八コメント

とにかく大声出して大笑いしましょう。多少差し歯が飛んでもかまいません。実際私は飛んだ事あります(笑)。モヤモヤしたものは大谷選手のホームランのようにこの舞台を観て頂きぶっ飛ばしましょう。イエ~イ!

加藤健一事務所 vol.110「THE SHOW MUST GO ON」

2021年9月1日(水)~12日(日)
東京都 本多劇場

2021年9月18日(土)
京都府 京都府立府民ホール“アルティ”

作:ジョン・マーレイ、アレン・ボレッツ
訳:小田島恒志
演出:堤泰之
出演:加藤健一、新井康弘、辻親八、奥村洋治、林次樹、土屋良太、伊原農、千葉健玖 / 加藤忍、岡崎加奈

※岡崎加奈の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。

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