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「エマニュエル・パユ SOLO vol.2」フルート界のスーパースターが贈る究極の“無伴奏”

ぴあ

19/11/29(金) 0:00

エマニュエル・パユ (c)Denis Felix

“フルート1本で描かれる休憩なしの60分”とは、一体どんな時間になるのだろう。この究極の“無伴奏”リサイタルに臨むのが、人気実力ともに現代最高のフルーティストとして君臨するエマニュエル・パユだ。プログラムには、バロックから現代までの無伴奏作品がずらりと並び、休憩なしの60分間をフルート1本の音色で埋め尽くすのだ。2017年に開催された同コンサートのシリーズvol.1は超満員となり、緊張感あふれるステージに固唾をのんで聴き入った記憶が蘇る。

今回は、バッハと並ぶバロック時代の巨匠テレマンの無伴奏作品6曲が中心に据えられ、それを挟むようにカーターやベリオなどの20世紀作品が交互に散りばめられる構成だ。さてさて、300年にも及ぶ時の流れを自在に旅するパユの心意気やいかに。驚異のオール無伴奏体験が目前だ!

●公演概要

・11月29日(金)三井住友海上しらかわホール
・12月02日(月)東京オペラシティ コンサートホール

●エマニュエル・パユ(フルート)

6歳でフルートを始め、パリ国立高等音楽院でミシェル・デボスト、アラン・マリオン、クリスチャン・ラルデ、ピエール=イヴ・アルトーに師事、同音楽院卒業後はバーゼルのオーレル・ニコレの下で研鑽を積んだ。

1989年の神戸国際コンクール第1位で日本のフルート・ファンの注目を一気に集め、92年には最難関のジュネーヴ国際コンクール第1位を獲得。

1992年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のオーディションに合格し、翌年には首席奏者に就任。2000年6月ベルリン・フィルを退団、同年9月から2001年6月までジュネーヴ音楽院フルート科の教授として後進の指導にあたる。

2002年4月ベルリン・フィルに復帰、同オーケストラ首席奏者およびソロ・フルーティストとしての演奏活動を再開。

来日も多く、リサイタルの他、N響、読響、都響を含むオーケストラとの共演、レ・ヴァン・フランセ(木管アンサンブル)での公演、またマスタークラスも行っている。2006年放送の大河ドラマの紀行音楽にも参加した。

録音ではワーナー・クラシックスと専属契約を結び、20作を超えるCDをリリース、多くの賞を受賞している。

フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」受章。英国王立音楽院名誉会員。

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