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s**t kingz 2年ぶりの生パフォーマンス! メンバーが語るこれまでとこれから

ぴあ

s**t kingz(左から Oguri,kazuki,NOPPO,shoji) 撮影:外舘翔太

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shoji・kazuki・NOPPO・Oguri の4⼈で構成されるダンスパフォーマンスグループ「s**t kingz(シットキングス)」が約2年ぶりとなるダンスライブ『s**t kingz Dance Live 2021〜ダンスが好きなただの変人〜』を開催する。

今年1月に発売された〈見るダンス映像アルバム〉『FLIYING FIRST PENGUIN』の初めての生パフォーマンスはもちろん、ダンスのみならずさまざまなシーンで活躍を広げているメンバーたちの“生き様”も見どころになるだろう。メンバー4人に、公演についての意気込みや、これからの“シッキン”の展望を語ってもらった。

待ちに待った生パフォーマンス

――2年ぶりの生パフォーマンスです。今、どんなお気持ちですか?

kazuki 念願の生パフォーマンスです。朗読とダンスの『My friend Jekyll』(2021年4~5月)だったり、お笑いとダンスの『お前、だれ!?』(2021年7月)だったり、それぞれお客さんの前でパフォーマンスはしているんですけど、s**t kingzの真骨頂であるダンスパフォーマンスをお客さんありきでやるというのは、本当に待ちに待った感じです。2年どころじゃない感覚です(笑)。今できるベストをお見せしたいなと思います。

Oguri 生で見てもらうエネルギーって、すごいなとつくづく思うんです。2年ぶりに全力でお客さんからエネルギをーもらいたいなと思いますし、こういう時代だからこそ、自分たちも、大事な時間を使って会いに来てくれる皆さんを全力で元気にしたい。みんなで元気になりたいという思いがめちゃくちゃあります。

NOPPO オリンピックに負けないようなパフォーマンスをしたいですね。オリンピックを見て、選手たちが本当に頑張っている姿を見て、刺激をもらったんです。ああいう興奮をみんなにも届けられたら。改めて「来てよかった」と思ってもらえるようなライブになればいいなと思っています。

shoji 踊り続けるということを最近できていなかったので、前にお客さんに会ったときよりも、改めて成長した自分を見せたいです。とにかく踊りまくる!という姿を生で見せられる機会がなかったので、久し振りの生パフォーマンスで成長した姿を見せたいです!

『s**t kingz Dance Live 2021~ダンスが好きなただの変人~』メインビジュアル

笑っちゃうぐらいのダンス愛をみんなに届けられたら

――『ダンスが好きなただの変人』となかなか刺激的なタイトルですが、ネタバレにならない程度に見どころを教えてください。

kazuki  『FLIYING FIRST PENGUIN』という、今年リリースしたアルバムの楽曲が中心になってくると思います。テレビ出演も多くさせていただいたんですが、お客さんの前で生でパフォーマンスするのは、意外にも初めてな曲ばかり。そういう意味で、新鮮に見てもらえるし、僕らも新鮮にパフォーマンスできるんじゃないかな。そういう楽曲たちがどういう形で披露されたり、どんなシーンで使われたりするのか。そこも見どころのひとつだと思います。

Oguri タイトルの「変人」というワードが強いので、インパクトあると思うんですけど、シンプルに、ただただダンスがずっと好きで、ここまでやってこられた生き様といいますか、そういうものを感じて欲しいです。「本当にこの人たちダンス好きだな〜」と、観ている人がいい意味で呆れて笑っちゃうぐらいのダンス愛をみんなに届けられたら。好きなことに全力で向かっている僕らを見て、自分ももっと頑張ろうと思える何かが伝わったらなと思います。

NOPPO 今回の『FLIYING FIRST PENGUIN』は1曲1曲のコンセプトがはっきりしている曲が多いです。僕たち4人の中でも、心の変化、表情、衣装......と、いろいろ変化が見せられる内容だなと思っています。それに、今回はライブではあるのですが、舞台的な要素も取り入れていこうと思って。いろいろなダンスが観られて、自分たちも参加できる。そこが今回の見どころだと思っています。

shoji 2年前のライブは、全体の曲の中の半分ぐらいは、他のアーティストの方の楽曲を使わせていただいて、オリジナルではなかったんですね。でも今回は、ほぼオリジナル曲。この2年間の間に、思いを込めて作った作品でライブができるわけです。1曲1曲に自分たちの思いが込められているというのが、今までのライブとの大きな違いだと思うので、メンバーが込めた思いなどを、生で感じてもらえたらと思います。

Youtubeに俳優業、イラストと様々な事にチャレンジした2年間

――「2年間」はどんな期間でしたか?みなさんそれぞれに経験を積まれた一方で、コロナ禍でいろいろなことを感じられたと思いますが。

kazuki シッキンとしては、できていない経験だらけだったと思うんです。オンラインや映像にすごく特化した期間だったので。だからこそ生のステージやお客さんの存在をすごく貴重に感じることができたと思っています。それは、なんとなく「贈り物」みたいな感じもして。この2年間、貯め込んだり、培ってきたりしたものをついに発揮する時だなと思うんです。個々の活動としても目まぐるしく動いてきた期間でもあるので、そういうことがライブにも活きてくるんじゃないかな。すごくワクワクしています。

kazuki

僕個人としては、YouTubeのおかげで、自分が成長したなと思える部分がたくさんあって。そういう部分もライブでも出せたらなと思います。

Oguri 一瞬時間が止まったような感覚もあったりした中で、改めて自分の中で何が大事なんだろう、何が足りないんだろうということをじっくり考えられた2年間でもありました。そして、改めてやっぱりダンスが自分にとって大事なものなんだなと感じられて。ダンスに対するモチベーションも上がりつつ、時間があったからこそ、いろいろなこと――主に俳優業だったり――に挑戦したり、勉強したりできるタイミングで、すごく得るものがたくさんあったなと思います。

Oguri

個人的には8月20日に公開された『孤狼の血 LEVEL2』という映画に出ることができたのは、すごく嬉しい出来事でした。とにかくこのコロナ禍では、この先も何が起こるか分からないけれど、どんな状況でも絶対それを自分のプラスにできるマインドや、どんな状況も受け入れて力に変えていくということが大事なんだなとすごく感じましたね。

NOPPO 僕はコロナ禍になり始めてからは、ずっと家にいたので、趣味をイラストにしました。イラストをたくさん描いて、楽しいことができないかなと思って、いろいろ描いていたら、素敵な機会をいただいて、お仕事にすることができて。必要とされることが嬉しかった。プロへの第一歩というか、初めてダンスでお金もらったときの感覚に似ていたなと思うんです。

NOPPO

僕としてはただ描くというよりも、伝えたい。絵を見て「水を飲むのが楽しくなっちゃった」とか、絵を通して、何かを感じてもらえるようにしたいので、そこを突き詰められたらなと思います。それから、お芝居の経験もさせてもらって、これからのダンスに生きてくる気がするんですよね。だから、ダンサーの子たちに「自分はこういう経験をして、変わった」ということも伝えていきたいと思います。これからは若い子たちへの時代。若い子たちのためにもおじさんたちも頑張って(笑)、いろいろな道を開いていきたいなと感じています。

shoji 人間って苦しくなると、エンタテインメントが先に切り捨てられるものだと思っていたんですけど、そうではなくて、改めてエンタテインメントって、人間の生きる喜びなんだな、生きるエネルギーになるんだなとすごく感じたんですよね。みんないろいろ制限される中で、「推し」がいる人たちのキラキラってすごいな、と。なので、僕たちがパフォーマンスをすること、全力で何かを取り組むことに対して、応援してもらったり、そういう環境を自分たちでもつくっていけたらいいなと思って。個人的には、「全日本の推しになりたい」という思いが今はあるんですけど(笑)。

shoji

僕たちが頑張ることをみんなが応援してくれて、それがみんなの喜びにつながって、それを受けて僕たちもパフォーマンスを頑張って。改めてs**t kingzは、自分たちが全力で楽しむことで、人に楽しんでもらう、そういう存在でありたいなと強く思っています。

変わり続けることの大切さ

――改めて公演に向けての意気込みと、これからのs**t kingzの展望や目標を教えてください。

kazuki 公演の意気込みは、待ってくださった方もたくさんいると思うので、そういう方々が「待っててよかった!」と思えるライブにしたいです。いい意味で、期待を裏切らず、裏切りという感じで、意気込んでいます。シッキンとしては、来年で結成15周年ですけど、それでもいろいろなことがそれぞれ始まったりして。s**t kingzという形が常に動いている感じがするんですよね。(グループとしては)どうなっても別にいい。最終的にダンスがメインでなくなったとしても、4人でやっていたら、s**t kingzとして面白いものを作っていくんじゃないかな。そんなふわっとした感覚があります。

Oguri 『ダンスが好きなただの変人』なんですけど、観にくる人たちが必ずしもダンスが好きでなくても、ダンスに詳しくなくても、誰が来ても、ダンスというものを通して、楽しい時間を過ごしてもらうこと。それが僕たちの何よりの目的なので、ハードルの高さを感じずに、ただただ楽しみに来て欲しいなと思いますし、「全力で4人で楽しませます!」ということを伝えたいです。

そして、s**t kingzとしては、常に挑戦をし続けたいですし、同じ形でありつづけないように努力したいというか。同じことをし続けるのではなく、しっかり土台はキープしつつ、常にいろいろなことにオープンで、どんな状況であっても、楽しくチャレンジする精神を持ち続けたいと思います。

NOPPO 自分たちのためというより、観に来てくれた皆さんのためにやるという気持ちが強いですね。「ありがとう」という気持ちを全面に出していきたいと思います(笑)

チームとしては......今日も中高生を対象にワークショップをやって(取材日は横浜の中高生を対象にしたワークショップ「ダンス部応援プロジェクト!」を開催)、本当に伝えることで、今まで自分たちが培ってきたものはこんなにあるんだ、というのを確かに感じたんですよね。なかなかレッスンができなかったりするんですが、定期的に若い世代のダンサーの子たちと触れ合う機会は設けたいなと思いました。

shoji とにかく、今回のライブは事前準備ゼロでもいいです!もちろん事前に僕たちの音楽聴いたり、映像を見たりしてくれたら、楽しさは倍増するかもしれないですけど、そうでなくても、フラッと見に来ても楽しい。そんな作品をつくろうと思うので、ぜひ何の気負いもなく、とにかく飛び込んでもらえたら嬉しいなと思います。絶対に楽しませてみせます!

s**t kingzとしては、メンバーみんなが言ったことが全てだと思うんですけど、とにかく変わり続けること。ダンスが好きで、皆さんを楽しませるという本質は変わらないと思うので、その本質をどういうフィルターを通して表現していく時代や伝えるべき人によって表現は変わっていくかもしれないんですけど、根底にあるみんなを楽しませるという思いが変わらなければ、どんなグループになってもいいものを届けられると思うので、これからもとにかく変化をし続けて、自分たち自身が常に刺激を感じられるグループでありたいなと思います。



取材・文:五月女菜穂 撮影:外舘翔太



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(公演概要)
『s**t kingz Dance Live 2021~ダンスが好きなただの変人~』

【神奈川公演】
2021年9月16日(木)~2021年9月20日(月・祝)
会場:横浜関内ホール 大ホール

【大阪公演】
2021年10月1日(金)~2021年10月3日(日)
会場:森ノ宮ピロティホール

チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2174962

3年に1度の日本最大級のダンスフェスティバル「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021」が横浜市全域にて10月17日(日)まで開催中!
https://dance-yokohama.jp/

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