Newspeak/PIA SONAR MUSIC FRIDAYインタビュー
Newspeakが今できることは、聴いてくれている人やプライベートで近くにいてくれる人を元気付けられる音楽をやること
特集連載
第5回
── 1st『No Man’s Empire』は音への探究心が形になった作品で、モダンでありかつ普遍的な歌の強さがあった作品でしたが、今回の2ndアルバム『Turn』は心の動きに素直な、心情により沿ったエモーショナルな作品だと感じます。今回のアルバムは、どのような制作になりましたか。
Yohey アルバム『No Man’s Empire』のツアーが終わって制作がスタートしたんですけど。はじめは、コロナがなければそのままスムーズに曲を作ってリリースしてツアーをしてという流れを想定して作ってはいましたね。
Steven 数曲は、合宿で書いてますね。
Rei 昨年2月の曲作りの合宿で何曲か作っていて。ただ、合宿から帰ってきた頃には緊急事態宣言が出たりステイホームで、制作が中断したりしつつ、集まれるときに集まって制作をしていったんです。当初はどういうアルバムにしようかというのを話し合いながらやっていたんですけど、そういう話もいつの間にかどこかに飛んでいっていて。振り返ると、音楽的にどうしようという話よりも、そのときに感じていたことをどんどん音楽に入れていったアルバムになっているんじゃないかなって思います。
── 制作中にも世の中の状況はどんどん変わっていったと思いますが、バンドとしてはどういう気持ちでいたのでしょう。