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サブスクで台頭した会社はソニー・ピクチャーズの競合か?ティム・ハリスが見解述べる

ナタリー

20/12/15(火) 14:35

ティム・ハリス

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント TOKYO ONLINE PRESS SCREENINGS 2020が本日12月15日に行われ、ソニー・ピクチャーズ テレビジョンのアジアパシフィック アカウントマネジメント&マーケティング バイスプレジデントであるティム・ハリスが登壇した。

イベントでは2021年以降に日本で放送される予定の海外ドラマ4作品を紹介。ラインナップには、警察の“犯人取り違え”により自分のキャラクターが実生活の中でしゃべり出す幻覚を見るようになったマンガ家キーフの姿を描く「WOKE」、王城騎士の地位を手に入れたパトリックを主人公としたコメディアニメーション「CROSSING SWORDS」、ネイサン・バリングルードの小説「North American Lake Monsters: Stories(原題)」をもとにしたホラー「MONSTERLAND」、レオナルド・ダ・ヴィンチの知られざる物語をつづるエイダン・ターナーの主演作「LEONARDO」が並んだ。

ハリスは「『WOKE』では、2020年にアメリカ国内で起きたことが現実に即して描かれています。それが視聴者にウケた理由でしょう」と説明。また「『CROSSING SWORDS』は『サウスパーク』的なユーモアと言いますか……男性の若年層に訴求できるような、ある種の下品さプラス中世の要素が入っているのも面白味の1つです」と話し、「『MONSTERLAND』はHuluに気に入ってもらっている作品です。人間の生活に忍び込む怪物が描かれているので、日本でも受け入れられるのではないでしょうか」と考えを明かした。

ソニー・ピクチャーズ テレビジョンをどんなブランドだと考えているか問われたハリスは「グローバルレベルでコンテンツの配給を展開しています。ライブラリーとしても業界内で一番大きなものに数えられるでしょう。直接お客様に向いているというよりも、企業が企業に向けて商品やサービスを提供するBtoBブランドだと思っています」と回答。デジタル配信サービスとどう向き合っていくか尋ねられると「デジタルサービス、サブスクリプションサービスが拡大している昨今です。それは当然のこと。私自身も4つのサービスを利用しています」と述べ、「我々としてはサービスを提供できるクライアント、見込み顧客が増えるということですので、マイナスのことでは決してありません」と語る。続けて「では、デジタル配信やサブスクリプションサービスで台頭してきた会社を競合と考えるのか? これはソニーの上層部でも議論しているのですが、我々のようにエンタテインメントを提供している会社としては、競合とは考えていません」と言及した。

以前は自宅で作品を楽しむ場合、DVDなどソフトを利用することが当たり前だったものの、昨今ではサブスクリプションサービスを利用することが当たり前になっている。それを踏まえ「今後どのような変化があると思うか?」という質問が飛ぶと、ハリスは「サブスクリプションサービスはお客様にとっても魅力的なものです。一方でコンテンツを収拾するという消費行動は続くと思います。それを求めるお客様は一定層いるからです」とコメントし、「ただ、いろんな大企業がサブスクリプションサービスにどんどん大金を投入している現実がある。ここ数年で新たなグローバルプレイヤーが出現するであろうと予測しています」と述懐する。そして「一方で日本や中国など、特殊なテリトリーにおいては、グローバルコンテンツをローンチするのは簡単なことではないんです。そこにはローカリゼーションの問題があります。そういう意味では日本の会社はまだまだビジネスを展開する余地があるのではないかと考えています」と分析し、イベントの幕を引いた。

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