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平間壮一&小関裕太が親密な間柄を表現「The View Upstairs」ビジュアル解禁

ナタリー

ミュージカル「The View Upstairs-君と見た、あの日-」メインビジュアル

ミュージカル「The View Upstairs-君と見た、あの日-」のビジュアルが公開された。

ミュージカル「The View Upstairs-君と見た、あの日-」は、1973年にアメリカ・ニューオーリンズの同性愛者クラブで起きたアップステアーズ・ラウンジ放火事件をもとにしたミュージカル。マックス・ヴァーノンが作・作詞・作曲を手がけ、2017年にアメリカのオフブロードウェイで初演された。今回の日本初演版では、演出・翻訳・訳詞・振付を市川洋二郎が担当し、現代から1973年にタイムスリップしてしまう若きデザイナー・ウェス役を平間壮一、ウェスに惹かれていく若い男娼・パトリック役を小関裕太が演じる。

このたびお披露目されたのは、キャストが集結したメインビジュアル、そして平間と小関の2ショット。撮影を担当した写真家レスリー・キーのリクエストに応え、平間と小関は、自身が演じるウェスとパトリックの親密な間柄を表現した。

公演は、来年2月1日から13日まで東京・日本青年館ホール、24日から27日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて。チケットの一般販売は、東京公演分が12月4日10:00、大阪公演分は来年1月8日10:00に開始される。

マックス・ヴァーノンと市川のコメントは以下の通り。

マックス・ヴァーノン コメント

現在のデジタル社会の中で、人と出会うのにバーに行く必要はありません。しかし、1973年当時、アメリカの多くの地域では同性愛者であることが違法であり非常に危険であったため、「アップステアーズラウンジ」のようなバーは、彼らが自分のコミュニティを見つけられる唯一の場所でした。私はこのミュージカルをクィア・コミュニティを称えたい、様々な世代の観客がそれについて会話して欲しいという思いで作りました。この50年間で、私たちの世界は良くも悪くもどのように変化したのでしょうか? どうすれば、歴史から学んだことを、世界に美しさと生命力を取り戻すためのインスピレーションにすることができるでしょうか?

これまで「The View Upstairs」は世界中の20以上のプロダクションで上演されてきましたが、初めての翻訳版が日本で上演されることになり、とても光栄に思っています。私は5年間日本語を学び、和歌山県新宮市にホームステイをしていたこともあるので、個人的にも非常に嬉しいです。あなたがどんな人間であっても、私たちの「アップステアーズラウンジ」はあなたを歓迎します。私のアートとこのストーリーを皆さんと共有できる機会を頂き、本当に感謝しています。

市川洋二郎 コメント

憎しみを超えるのは、愛の力。人の歴史は、憎しみの歴史。常に誰かが誰かを傷付けてきました。けれど、その憎しみの連鎖を超えられる力も、きっと人間は持っているはず。この演目は、70年代に実際に起こったヘイトクライムを題材に、人が自分らしく生きることの美しさと、愛し愛されることの尊さを描いた作品です。皆様の心に少しでも愛と勇気の炎を灯せるよう、大切に演出・翻訳させていただきます。舞台の上で繰り広げられる一瞬一瞬に魂を込めて、紡ぎ出す台詞と歌詞の一言一言に言霊を託して。ご来場、心よりお待ちしております。

ミュージカル「The View Upstairs-君と見た、あの日-」

2022年2月1日(火)~13日(日)
東京都 日本青年館ホール

2022年2月24日(木)~27日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール

作・作詞・作曲:マックス・ヴァーノン
演出・翻訳・訳詞・振付:市川洋二郎

キャスト

ウェス:平間壮一
パトリック:小関裕太

バディ:畠中洋
イネズ:JKim
フレディ:阪本奨悟
ヘンリ:関谷春子
リチャード:大村俊介(SHUN)
警官・不動産業者 ほか:大嶺巧

デール:東山義久

ウィリー:岡幸二郎

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