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JINTANA & EMERALDSが7年半ぶりにアルバムリリース

ナタリー

JINTANA & EMERALDS

JINTANA & EMERALDSが2ndアルバム「Emerald City Guide」を9月15日にリリースする。

JINTANA & EMERALDSは、JINTANA、KASHIF、XTAL(Traks Boys、(((さらうんど))))、一十三十一、カミカオル、あべまみの6人によるドゥーワップバンド。「Emerald City Guide」は2014年4月に発売された1stアルバム「DESTINY」以来、約7年半ぶりのアルバムで、ドゥーワップが独自の進化を遂げた架空の都市・エメラルドシティへの空想旅行がテーマとなっている。本作には観光ガイドブックの体裁でエキゾチックな街の風景や風物詩などを紹介するブックレットが付属する。

現在YouTubeではアルバムのトレイラーを公開中。なお8月25日にはアメリカ・ロサンゼルスのシンガーソングライターであるロス・レトロスをフィーチャーした楽曲「Love Again feat. Los Retros」が先行配信される。

JINTANA EMERALDS(Vo, Steel G)コメント

「エキゾチカ(エキゾ音楽)」とは欧米のアーティストが、南国の島々やアジアなどに行きづらい時代に生まれた音楽の形。南の島の鳥の声を口笛で再現したり、きっとこういう感じなんだろうという間違った解釈の民族音楽的メロディーを入れ込んだり。50年代・60年代、人々はそういったエキゾ音楽を大型のレコードプレーヤーで聴きながら、異国情緒あふれるジャケットを眺めて、世界旅行を疑似体験していた、というのを読んだことがある。行けないからファンタジックに想像する、というのは、それはそれで甘美であったに違いない。
いま、再び気軽に海外に行けない時代になり、いつか行きたいと思っていた南米の煌めく街や南洋の小さな都市が、もしかしたらもう一生行けないのかも知れない、という一抹の不安を覚えつつ、最近、本屋でそういった土地のガイドブックを眺めるようになった。そういった憧れが高じて、空想の都市が出来上がり、こんな街あったらいいな、行ってみたいな、的にその都市のガイドブックが出来上がり、そしてその都市に対する旅情を表すサウンドトラック的に音楽を作り出した。それは、50年代で時が止まった世界のどこかの都市のラジオで流れているヒット曲、のような。そういうエキゾ音楽。
架空の動物の詳細な学術書である「鼻歩き」に影響を受けた、無駄にリアルなガイドブックを見ながら、ぜひひとときの旅を楽しんでください。

JINTANA & EMERALDS「Emerald City Guide」収録曲

01. Oh! Southern Wind
02. Emerald Glass
03. Summer Begins
04. 太陽のせい
05. Love Again feat. Los Retros
06. 二人の夏
07. Mirage
08. Drip Trip
09. There She Goes
10. Dreamin'

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