窪田正孝と宮沢りえの共演作「決戦は日曜日」より、議員秘書を演じた赤楚衛二のコメントと場面写真が到着した。

地方都市を舞台とした本作は、ことなかれ主義の議員秘書・谷村勉と、病に倒れた父に代わり出馬することになった議員候補・川島有美の選挙活動を描く社会派コメディ。赤楚はくせ者ぞろいの秘書チームの1人、岩渕勇気に扮した。

赤楚は谷村役の窪田、有美役の宮沢と本作で初共演。どちらからも刺激を受けたそうで、「窪田さんは声を掛けてくださり空気感を作ってくれるので一緒にいて居心地がよかったです。本当に頭の回転が速くて、監督や周りからの要望への切り替えの早さが印象的でした。宮沢さんは発光しているかのような輝きをお持ちで、芯が強い方ですよね。演説の長ゼリフのシーンは、役を超えて感動してしまってただただ圧倒されました」と振り返っている。

自身の演じた岩渕については、監督の坂下雄一郎から「若者代表のような役柄であってほしい」と言われたそう。赤楚は私設秘書を演じるにあたり、仕事内容を調べ、その大変さを実感したとも明かした。また劇中の印象深いシーンにも言及。ある事件をきっかけに、後援会や地元の有力議員が選挙戦の行く末に一喜一憂するシーンは撮休明けに始まったため、ため込んだ周囲のパワーが爆発する圧が印象的だったという。「その中で闘っている宮沢さんもまたすごいな……と改めて感じました。独特な雰囲気の中でのまったりした事務所のシーンとは違って、皆さんの圧が強かったです（笑）」と伝えた。

窪田や赤楚に加え、秘書チームのキャストには内田慈、小市慢太郎、音尾琢真が顔をそろえる。赤楚は「秘書チームには同世代との共演とは違った、リラックスした大人な空気感があった」とも回想している。

「決戦は日曜日」は、2022年1月7日より全国ロードショー。

(c)2021「決戦は日曜日」製作委員会