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池田エライザ初監督、映画『ぼくらのレシピ図鑑』第2弾が来年公開

CINRA.NET

19/3/8(金) 12:05

池田エライザが初監督を務める映画『ぼくらのレシピ図鑑』シリーズ第2弾が2020年に公開される。

昨年にスタートした映画24区による『ぼくらのレシピ図鑑』は、「地域」「食」「高校生」をキーワードに全国の自治体とコラボした青春映画制作プロジェクト。安田真奈監督による第1弾『36.8℃ サンジュウロクドハチブ』では、兵庫・加古川を舞台に女子高校生を中心とした物語が描かれたが、今回は男子高校生がメインになるという。

原案は池田エライザ、脚本はテレビドラマ『文学処女』『青と僕』などを手掛けた下田悠子が担当。下田が映画の脚本に挑むのは今回が初となる。撮影は今夏、公開は2020年を予定。

福岡出身の池田エライザ監督は「お話をいただき、年末にシナリオハンティングに行かせていただいてから数ヶ月間。私の頭の中にはいつも田川市に生きる人々が輝き続けております。お会いした方々の心に触れ、感じたことを、一つ一つ大切に物語の中にしたためていくつもりです」とコメントを寄せている。

池田エライザ監督のコメント

お話をいただき、年末にシナリオハンティングに行かせていただいてから数ヶ月間。私の頭の中にはいつも田川市に生きる人々が輝き続けております。お会いした方々の心に触れ、感じたことを、一つ一つ大切に物語の中にしたためていくつもりです。同じ福岡県民として、愛おしき故郷を、様々な方に愛していただけるよう、精一杯作り上げていきます。素敵な機会に感謝します。そして、田川市の皆様、是非ご協力よろしくお願い致します!

三谷一夫(映画24区)プロデューサーのコメント

今回、女優の池田エライザさんに監督をお願いしたのは、ご本人に映画作りに最も大切な「ものづくりの精神」と言いますか、職人的な気質を感じたからです。弊社が製作に関わった映画『21 世紀の女の子(全国で公開中)』でも90年代生まれの若い監督たちとご一緒しましたが、この年代の女性はものをつくる、表現するということに長けています。昨今は俳優業と兼務して監督やプロデューサー業に進出する人もでてきましたが、女優においてはまだまだ少ない。現在の仕事や立場における既成概念にとらわれず、誰もがつくるということにもっと自由に、もっと貪欲になっていいし、そういう状態が日本映画界においても好ましいと感じています。池田さんは映画にドラマに大活躍されている女優さんですが、映画監督・池田エライザとしての作品づくりを私自身が一番楽しみにしています。ご期待ください。また、「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズ第2弾に手をあげていただいた福岡県田川市の二場市長をはじめ、実行委員会の皆様には改めて感謝申し上げたい。この映画のコンセプトである、市民一体となった映画づくり、そして持続可能な町づくり、人づくりに貢献できるよう池田監督をはじめスタッフ一丸となってこの夏に挑みたいと思います。

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