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宮城・石巻で「凪待ち」一般公開記者会見に出席した香取慎吾(左)と白石和彌(右)。

香取慎吾と白石和彌が「凪待ち」初日に石巻へ、撮影地で感謝伝える

ナタリー

19/6/29(土) 16:38

「凪待ち」の撮影地である宮城・石巻で、主演の香取慎吾と監督の白石和彌による初日舞台挨拶と一般公開記者会見が6月28日に行われた。

舞台挨拶はイオンモール石巻で行われ、参加できなかったファンのために一般公開記者会見も実施された。集まった観客は約1500人。香取が「皆さんこんにちはー!」と挨拶すると、大歓声が響き渡った。

白石は「ちょうど1年前に撮影をさせていただいた石巻で初日を迎えられたことをうれしく思います」と話し、「東日本大震災から7年経った風景の中で、再生というものをこの映画で紡いでいけたらと思いました。石巻をはじめほかの地域の方々にも、撮影の前に取材で大変お世話になり、皆さんから伺った話をセリフに生かしたりしました」と明かした。香取は「石巻の撮影現場の横の民家でおいしいものをたくさんいただいて。おじいちゃんは震災の話をしてくださるけれど、おばあちゃんは震災の話になると奥の部屋に入るということがあったり。短い時間でしたがいろいろなことを感じさせてくれる時間を過ごせました」と感謝を込めて撮影を振り返る。

仙台のマスコミ各社による質疑応答の時間も。ロケ地選定のポイントを尋ねられると、白石は「ドキュメンタリーを観ているような映画にしたかったので、そういう場所を選びました。例えば、道も『こういうところを(香取演じる)郁男は歩いているのだろうな』と感じるところを選びました」とこだわりに言及する。香取は「それぞれのロケ地が固まりすぎず、遠すぎず、ロケ地巡りをするのにはちょうどいい距離だと思います。よりディープな石巻を知ってもらえると思うので、映画をさらに楽しむためにもぜひロケ地を回っていただきたいです」とファンに勧めた。

また特に印象深いシーンを問われた白石は「ぜひエンドロールまで観てほしいです」と呼びかける。香取は「朝が明ける前の防潮堤を歩いている姿です」と回答。「いろいろな思いで押しつぶされそうになっている中、セリフはないのですが心の中でいろいろな会話をしているあのシーンが好きでした」と語った。

「凪待ち」は、ギャンブル中毒でフラフラと生きてきた郁男が、恋人の亜弓とその娘・美波とともに彼女の故郷、宮城・石巻で再出発を図ろうとする姿を描いた人間ドラマ。東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で上映されている。

(c)2018「凪待ち」FILM PARTNERS

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