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GENERATIONS vs THE RAMPAGEでも話題 Jr.EXILE『BATTLE OF TOKYO』徹底解説!

リアルサウンド

19/6/14(金) 16:00

 発表当日の4月20日、その名がTwitterトレンドに上るほど世間をざわつかせたのが、LDHが新たに立ち上げたプロジェクト『BATTLE OF TOKYO』だ。すでに噂を耳にしている読者も多いと思われるが、一体この『BATTLE OF TOKYO』とは何なのだろうか?

 本題に入る前に、その主人公となる“Jr.EXILE世代”についておさらいしておきたい。Jr.EXILE世代とは、GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、そしてこの5月にメジャーデビューを果たしたBALLISTIK BOYZという、EXILEに憧れそのDNAを受け継いだEXILE TRIBEの新世代を指す。その多くが、LDHが展開する総合エンタテインメントスクール・EXPG STUDIO(以下EXPG)で幼少時から鍛錬を重ねており、国内ダンス&ボーカルシーンでもトップクラスのスキルを誇る精鋭集団だ。そのポテンシャルについては過去記事(GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS……Jr.EXILEたちの躍進)でも述べているが、改めて1組ずつ見ていきたい。

 まずは2017年にワールドツアー、昨年に初のドームツアーを行うなど、次世代のEXILE TRIBEとして確固たる地位を築いたGENERATIONS。リーダーの白濱亜嵐とパフォーマーの関口メンディーはEXILEと兼任で活躍中だ。現在、主演ドラマ『小説王』(フジテレビ系)がオンエア中の白濱やボーカルの片寄涼太、パフォーマーの佐野玲於ら、各メンバーが映画やドラマ、バラエティなど多方面で活躍。しかしひとたびステージに上がれば、バラードから激しいEDMまでを圧倒的なパフォーマンス力で表現する集団へと変貌する。そのカリスマ感は、やはりJr.EXILE世代の旗振り役的な存在といえるだろう。

 そして先ごろ初のアリーナツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2019 “THROW YA FIST”』で24万人を動員し、成功を収めたばかりのTHE RAMPAGE。三代目J SOUL BROTHERS・ELLYの実弟であるLIKIYAと陣のWリーダーが率いる彼らは、ラップもこなす川村壱馬を含む3ボーカル、16人組という大所帯ならではの野性味あふれるパフォーマンスと、ヒップホップ色の強さが身上といえる。1グループ中にポップやクランプなど多ジャンルのパフォーマーがおり、その多彩さをショーケース的に見せるステージングなども注目を集めている。

 2ndシングル『Flying Fish』が好評なFANTASTICSは、デビュー時のインタビュー(FANTASTICSが語る、“Jr.EXILE”としての決意「EXILE魂をより注入できる存在に」)でリーダーの佐藤大樹が語っていたように、佐藤と世界というEXILEのメンバー2人を含むという点でややGENERATIONS寄りの安定感と感性を持つグループ。もう1人のリーダーでありパフォーマンス面の中枢を担う世界らが手掛ける、流れの美しさを重視した振付や耳なじみのいいツインボーカル、ビジュアル的にも粒ぞろいな点を含め、スタイリッシュ感が特徴的なグループだ。

 そして5月22日にアルバム『BALLISTIK BOYZ』でデビューしたBALLISTIK BOYZは全員がマイクを持ち、歌&ラップ、ダンス、アクロバットまでをこなす平均年齢19.8歳のフレッシュな7人組。世界で戦える人材を育成する『PROJECT TARO』出身で英語も操れる深堀未来、奥田力也、砂田将宏といったメンバーや、ポルトガル語を話せる海沼流星といった『VOCAL BATTLE AUDITION 5』(以下VBA5)のファイナリストたちからなるグループであり、ポテンシャルの高さはピカイチ。デビューアルバムでオリコンウィークリーチャート1位獲得も納得がいく、新世代グループだ。

 懸案の『BATTLE OF TOKYO』に話を戻すが、これは先述の“Jr. EXILE世代”を中心とした「現実世界と別次元のユニバースに存在するTOKYOとのパラレルワールド」を舞台にしたプロジェクトだという。今年はコラボバトルの形でCDリリースやライブを予定しているが、注目すべきは、たとえばFANTASTICSの佐藤がITARU(イタル)、BALLISTIK BOYZの日髙竜太がClaude(クロード)など、参加メンバー全員が名前とは別のキャラクター名を持ち、そのアバターも存在するということ。同プロジェクトの仕掛け人であるEXILE HIROは「もともとGENERATIONSのツアーでMAD JESTERSというキャラクターの出る映像を3年にわたって作っていました。そのMAD JESTERSを中心に、(THE RAMPAGEの)ROWDY SHOGUN、(FANTASTICSの)ASTRO9、(BALLISTIK BOYZの)JIGGY BOYSというチームが架空の世界の中で戦うというプロジェクトです」(LDHのルーツは、子どものころの異種格闘技――EXILE HIROが考えるブランド価値の上げ方)と語っており、実は数年前から巧みに伏線が貼られてきたことがうかがえる。

 このメディアミックス的手法は、爆発的な人気を誇る『HiGH&LOW』シリーズをベースにしている部分もあると思われるが、映画やアニメ、もしかすると舞台のような2.5次元的展開も考えられるという点で、一つの芸能事務所が仕掛けるエンタテインメントとしてはかなり大規模で発展性のあるプロジェクトといえる。現在の各グループの熱狂的なファンはもちろん、Jr.EXILE世代の面々が出演している『PRINCE OF LEGEND』などで各グループに興味を持ち始めた人々をも惹きつけるであろうこのプロジェクトは、『HiGH&LOW』に匹敵する盛り上がりも見込めるのではないだろうか。 

 そんな壮大なプロジェクトの片鱗が見られたのが、4月24日に行われたTHE RAMPAGEのさいたまスーパーアリーナ公演だ。この日はアンコールでGENERATIONSがサプライズ出演し、GENERATIONS vs THE RAMPAGE名義でリリースする「SHOOT IT OUT」を披露。嵐の幕開けを表現するかのような力強いビートと、〈WE ARE THE NEW GENERATIONS〉〈GO ON THE RAMPAGE〉などそれぞれのグループ名や曲名も織り込まれたリリックに、いやがおうにも会場はヒートアップしていく。クールな中にも貫禄を見せつけるGENERATIONSと、熱さとアグレッシブ感で彼らに絡んでいくTHE RAMPAGEの総勢23名で繰り出すパフォーマンスはスリリングそのもので、地鳴りのようなオーディエンスの歓声も強烈に印象に残っている。

 あの熱狂ぶりを振り返ると、プロジェクトの皮切りとして7月3日にリリースされるアルバム『BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr.EXILE~』、そして翌7月4日から4日間連続で開催される4組総当たり戦の同名ライブでどのような“コラボバトル”が展開されるのか、期待が膨らむばかりだ。たとえばともにスタイリッシュさを持ち味にしているGENERATIONSとFANTASTICSは、どのようなパフォーマンスでぶつかり合うのか? ヒップホップ感をベースに異なるカラーを発揮しているTHE RAMPAGEとBALLISTIK BOYZならば、丁々発止のラップバトルといったお楽しみもありそうだ。さらにEXPGでインストラクターとして活躍していたGENERATIONSの中務裕太とかつての教え子であるTHE RAMPAGEの岩谷翔吾やBALLISTIK BOYZの奥田、砂田らの“師弟競演”、クランプを得意とするGENERATIONSの佐野玲於とTHE RAMPAGEの武知海青や長谷川慎といった“同ジャンル競演”、そしてVBA5といったオーディションでしのぎを削り合った面々による競演など、さまざまな角度から楽しめるのが、このコラボバトルの醍醐味といえる。

 先輩グループが貫禄を見せつけるのか、下克上的な展開もありなのか!?  まずはプロジェクト第1弾となるアルバムや収録曲MV、そして幕張メッセライブで、その興奮とサプライズ感に満ちたエンタテインメントを目撃してほしい。

■古知屋ジュン
沖縄県出身。歌って踊るアーティストをリスペクトするライター/編集者。『ヘドバン』編集を経て、『月刊ローチケHMV』『エキサイトBit』などで音楽/舞台/アートなど幅広い分野について執筆中。

■リリース情報
『BATTLE OF TOKYO 〜ENTER THE Jr.EXILE〜』
7月3日(水)
アーティスト:GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
CD+DVD+PHOTO BOOK:¥7,200(税込)※初回生産限定盤
CD+Blu-ray+PHOTO BOOK:¥7,700(税込)※初回生産限定盤
CD+DVD:¥5,200(税込)
CD+Blu-ray:¥5,700(税込)
CD ONLY:¥2,000(税込)

<CD収録内容>
M1.SHOOT IT OUT/GENERATIONS from EXILE TRIBE vs THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
M2.Dead or Alive/THE RAMPAGE from EXILE TRIBE vs BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
M3.Supersonic/GENERATIONS from EXILE TRIBE vs FANTASTICS from EXILE TRIBE
M4.SHOCK THE WORLD/FANTASTICS from EXILE TRIBE vs BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
M5.MIX IT UP/THE RAMPAGE from EXILE TRIBE vs FANTASTICS from EXILE TRIBE
M6.BREAK DOWN YA WALLS/GENERATIONS from EXILE TRIBE vs BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
M7.24WORLD/GENERATIONS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBE, BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE

<DVD/Blu-ray収録内容>
1.SHOOT IT OUT/GENERATIONS from EXILE TRIBE vs THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
2.Dead or Alive/THE RAMPAGE from EXILE TRIBE vs BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
3.Supersonic/GENERATIONS from EXILE TRIBE vs FANTASTICS from EXILE TRIBE
4.SHOCK THE WORLD/FANTASTICS from EXILE TRIBE vs BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
5.MIX IT UP/THE RAMPAGE from EXILE TRIBE vs FANTASTICS from EXILE TRIBE
6.BREAK DOWN YA WALLS/GENERATIONS from EXILE TRIBE vs BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE

<スペシャルライブムービー>
SHOOT IT OUT/GENERATIONS from EXILE TRIBE vs THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
(THE RAMPAGE LIVE TOUR 2019 ”THROW YA FIST” @ Saitama Super Arena

『BATTLE OF TOKYO 〜ENTER THE Jr.EXILE〜』詳細はこちら

■ライブ情報
『BATTLE OF TOKYO 〜ENTER THE Jr.EXILE〜』
出演:GENERATIONS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBE、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
7月4日(木)〜7日(日)
チケット料金:オールスタンディング¥11,000(税別)※整理番号付きブロック指定
会場:幕張メッセ 国際展示場ホール
開場:18:00 開演:19:30
一般発売:6月16日(日)
※詳細はHPにて

■関連リンク
BATTLE OF TOKYO公式HP

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