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「判決、ふたつの希望」野次が飛び交う法廷シーン収めた本編映像が公開

ナタリー

18/8/16(木) 17:00

「判決、ふたつの希望」

レバノン映画「判決、ふたつの希望」の本編映像が公開された。

本作は、キリスト教徒であるレバノン人・トニーとパレスチナ人・ヤーセルの間に起きたささいな口論がやがて裁判沙汰となり、国家を揺るがす騒乱へと発展していくさまを描く物語。トニーをアデル・カラム、ヤーセルをカメル・エル=バシャが演じる。クエンティン・タランティーノ監督作にアシスタントカメラマンとして参加していたジアド・ドゥエイリが監督を務めた。第74回ヴェネツィア国際映画祭では、エル=バシャが男優賞を獲得している。

公開された映像には、傍聴席から「取り消せ!」「恥を知れ!」と野次が飛び交う中、裁判が進行する様子を収録。トニーの弁護人・ワジュディーと、ヤーセルの弁護人・ナディーンが言葉の応酬を繰り広げ、裁判長が「2人とも落ち着いて。理性的に」と制止するシーンが収められた。

「判決、ふたつの希望」は8月31日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次ロードショー。

(c)2017 TESSALIT PRODUCTIONS-ROUGE INTERNATIONAL-EZEKIEL FILMS-SCOPE PICTURES-DOURI FILMS PHOTO

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