ミュージカル『(愛おしき)ボクの時代』
19/11/2(土)
いずれは大劇場で上演することを目指し、まずは小さな劇場で、しかも2期にわたるプレビューを経てから本公演を行う、という実験的な形で上演される新作オリジナルミュージカル。その志に惹かれて既に何度か取材をしているのだが、スーパーバイジング・ディレクターのダレン・ヤップ(『ミス・サイゴン』『ゴースト』)が脚本・演出の西川大貴と音楽の桑原あいに、それはもうびっくりするほど具体的なアドバイスを送っている現場に遭遇して感銘を受けた。一度創ったものを壊すことをいとわない姿勢のクリエイター陣が、ミュージカル先進国の知恵を借りながら時間をかけて創作したら、果たしてどんな作品が出来上がるのか……。クリエイションの最後のピースは、我々観客だ。
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