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人生をしまう時間

19/9/17(火)

誰もがいずれ死を迎えるが、高齢化社会を迎えて、近年は行政も病院よりも在宅での終末期医療に舵をとっているという。そんな自宅での終末期医療と在宅死を取り上げたドキュメンタリーだ。もとはNHKのBSで放送された特集番組であり、それを劇場版に再編集したもの。埼玉県新座市の病院の訪問医を勤める80歳の小堀医師は、森鴎外の孫で東大病院の元外科医であるが、その彼が終末期の患者を訪問する姿を追っている。小堀医師の存在も好ましいが、それぞれ事情は異なるとはいえ、患者とその家族が在宅死を淡々と迎え入れる姿は何とも神々しい。家族が肉親の死を前にして「お疲れさん!」と優しく言葉をかける姿には、死に対する尊厳がにじみ出ているようで感動的である。

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