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北大路欣也「記憶捜査」新作OA、Snow Man深澤辰哉「芝居とはいえすごい画」

ナタリー

20/6/20(土) 6:00

上段左から上白石萌音演じる遠山咲、北大路欣也演じる鬼塚一路、風間俊介演じる神啓太郎。下段左から深澤辰哉演じる橘修平、余貴美子演じる木地本淳子、石黒賢演じる栗田史郎。

北大路欣也が主演を務める「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」のスペシャルドラマが、7月27日にテレビ東京ほかで放送される。

「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」は、北大路演じる敏腕刑事・鬼塚一路が記憶を武器に難事件を解決するさまを描いた作品。2019年1月期に連続ドラマがオンエアされ、このたびのスペシャルドラマでは粕汁の集団食中毒事件を巡る物語が展開する。

本作には風間俊介、上白石萌音、石黒賢、余貴美子が前作に続いて参加。新たに深澤辰哉(Snow Man)が仲間入りし、確固たる正義を持ち上昇志向が強いキャリア管理官・橘修平を演じた。劇中には、所属事務所の先輩・風間扮する刑事官の神啓太郎と対立するシーンがあるという。

北大路は「また素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんと会えるというのが本当に幸せ」とスペシャルドラマの製作を喜び、「大変難しいけれど、やりがいのあるドラマだと思います」と述べる。テレビ東京のドラマに初出演する深澤は「正直、すごく緊張しました!」と心境を吐露したあと「僕が大先輩である出演者の皆さんに指示を出したり…お芝居とはいえ、すごい画になっていると思いますので、たくさんの方々に見ていただきたいなと思います!」と呼びかけた。

スペシャルドラマ「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」は、21時から放映。「名探偵コナン 緋色の弾丸」の櫻井武晴が脚本、「レオン」の塚本連平が演出を担当した。

月曜プレミア8 ドラマスペシャル「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」

テレビ東京 2020年7月27日(月)21:00~
※テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送でもオンエア

北大路欣也 コメント

シリーズでやらせてもらったことで、いいチームワークが取れていて、撮影が快調なペースで進みました。それが次に繋がるかどうか?というのは自分たちの力だけではどうにもなりませんが、視聴者の皆様の応援もあって、「スペシャルでもやりましょう!」と言われたときは凄く嬉しかったし、また素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんと会えるというのが本当に幸せでした。
刑事という職業の背負っている重荷かもしれないんですが、「怪我をして、その後どうするか?」という時に、鬼塚の持っている才能・経験を、周りが「生かした方がいい」と言ってくれて、もう一度仕事場に帰れたというのが、鬼塚の生きがいになっています。だからこそ今まで以上にエネルギーを注ぎ込むようになったと思うし、そこへ若い2人が入ってきてくれたことで、鬼塚の感情や行動をすべて把握して、僕の代わりに走り回ってくれるようになりました。
「司法係」は「縁の下の力持ち」というような部署ですが、しっかりしたポイントをつかんで、埋もれている物を引き出し、現実の事柄もより深く突っ込んでいく。僕自身は「司法係」に対する意識はあまりなかったのですが、裏にはこうやって支えてくれている方がいらっしゃるんだなぁ…と、どのポジションでもしっかりやんなきゃいけないなと感じています。
風間俊介さんや上白石萌音さんなど、若手出演者との共演はものすごく新鮮で、レギュラーでやらせてもらった時も楽しかったんです。お互い気心が知れてくると、色々な部分で「膨らみ」が出てくるし、何よりそれぞれの役柄と共に、お二人とも人間性も素晴らしい! 本当に僕は良いエネルギーをもらっています。今あのお二人も舞台に映画にテレビに、大変なスケジュールだと思うんですが、だからこそ「勢い」がある。そういうのは波動で感じるので、「僕も負けちゃいられない!」と思います!
一言で「事件」と言ってもあらゆるパターンがあります。でもその中で静かに人間の「心のひだ」を探りながら、そしてもし修正できるなら修正してあげたい。事件を起こしている側も人間だし、それに関わっている僕らもお互い人間で、だからこそ分かり合えない訳はない。そして今回撮影したシーンでもあったんですが、相手の今までの強引な気持ちがふっと折れて、すごくいい人間に戻ってくれたらという希望を持って向かい合う…大変難しいけれど、やりがいのあるドラマだと思います。

深澤辰哉 コメント

正直、すごく緊張しました! やはり周りの方々がすごい方々ばかりで、なおかつ事務所の先輩の風間くんが出ているということで、絶対噛んではいけない! 間違えてはいけない!というプレッシャーもあり…そんな皆さんの中で釣り合うというか、ちゃんとお芝居としてできるかな?という不安はありました。
北大路欣也さんと共演させていただいて、もちろん僕がお芝居とかそういうことは言えないんですが、お芝居している時の近寄れないぐらいのオーラがありました。その一方で休憩の時に取材が入った際に、一番最初に立ち上がられて、相手の方に椅子を差し出してらっしゃる姿が印象的でした。「北大路さんがこういうことまでしてくださるんだ!」と…どんなにすごい方でも周りに気を配られている姿勢を見て、今後僕も「これだけは忘れないようにしよう!」と感じました。風間くんにはアドバイスをもらったり、緊張しているのが伝わってしまったのか、ほぐすような感じで話しかけてもらったりして、すごくやりやすくて、勉強になったなと思います。
僕は役柄的にも年齢が下の方で、実際ももちろん下の方…そんな僕が大先輩である出演者の皆さんに指示を出したり…お芝居とはいえ、すごい画になっていると思いますので、たくさんの方々に見ていただきたいなと思います!

倉地雄大(プロデューサー)コメント

“平成の最後”に制作された、記憶を武器に事件を解決する「記憶捜査」。令和になってさらにパワーアップして帰ってきました。
劇的に変わりゆく街・新宿を舞台に、記憶を使い事件を解決するという面白く変わった“設定”はもちろんのこと、主演・北大路欣也さん演じる時に冷静で時に人情にあつく、時におちゃめな鬼塚と、真面目で厳しい反面、優しさを併せ持つ啓太郎、フレッシュで一生懸命な姿がかわいい咲、鬼塚と旧知の栗田や木地本など、新宿東署の素敵なキャラクターたちを、また皆さまにお届けできることが嬉しいです。
そして今回は、そんな完成されたチームの中に、キャリア組で、確固たる“正義”を持つ上昇志向の強い“橘”が入ってきます。Snow Man深澤さん演じる橘は、風間さん演じる啓太郎と時に近く、時に遠い存在で、その難しい役を、深澤さんに演じ切っていただきました。啓太郎と橘の2人のシーンは、その違いが色濃く見え、面白い芝居のやり取りになっています。
前シリーズ同様、脚本・櫻井さんの張り巡らされた緻密な伏線が織りなす珠玉のミステリーも必見です! 昭和~平成~令和と3つの時代をまたぐ怪事件と、事件の裏に隠された哀しい“真実”を、鬼塚が華麗に解決します。ぜひご期待ください!

(c)テレビ東京

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