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『Reborn-Art Festival 2021-22』会期を2期にわけて開催 表現の新たな動きと場をつくる 「利他」と「流動性」

ぴあ

『Reborn-Art Festival 2021-22』

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東⽇本⼤震災から10年⽬の節⽬となる2021年。「地域の内側からの復興」をめざして、被災地域に新しいつながりや循環をつくる⽬的で始まったReborn-Art Festivalが、2021年の夏と2022年の春の 2期にわけて開催されることが決定。6月22日にオンライン記者発表会が行われた。

今回のテーマは「利他と流動性」。地域の住人たちと⼀緒に向き合ってきたことを改めて振り返りながら 周りを思いやる⼼や、流動性のあるなかで新しい⽇常や本質を形づくっていく想像⼒や関係性をアーティストと⼀緒に表現、提案できる場を作り出していく。

夏会期のキュレーターを担当するのは、2006年よりインディペンデント・キュレーターとして活動している窪⽥研⼆。テーマに基づいて、他者との関係性が見える作品を制作する22組のアーティストが参加する。

これまでも展開されてきた⽯巻市街地エリア、桃浦エリア、荻浜エリア、⼩積エリアに、新たな会場として震災から10年たち、街の復興を観てほしいとの経緯で決まった女川エリアが追加され、会田誠、オノ・ヨーコ、加藤翼らが展示を行う。

また、『Reborn-Art Festival』では、宮城の地元の食材を使ったフードの提供も楽しみのひとつ。今回は岩手県山田町出身の菊地博文がコーディネートを担当し、石巻に店を構える3人の店主がディレクターとして登場。新しい試みとして、全国の料理人が石巻の食材を使って腕をふるうセッションディナーが提供される。

実⾏委員⻑の⼩林武史は「震災から10年目、どのように開催すればいいか悩んできたが、コロナで流動性を妨げられているいま、オンラインという今までになかった新しい流動性が生まれている。10年前に生まれた利他の感覚、本当の豊かさや喜びを表現する場として見守ってほしい。」と語った。

アートや食ととみに、石巻の深まる自然や季節によって移り変わる景色、地元の人々との交流を楽しみたい。

【参加アーティスト】
会田誠/雨宮庸介/岩根愛/大友良英/オノ・ヨーコ/片山真理/加藤翼/狩野哲郎 /小林万里子/サエボーグ/志賀理江子/篠田太郎/SWOON/髙橋匡太/西尾康之 /バーバラ・ヴァーグナー&ベンジャミン・デ・ブルカ/廣瀬智央/布施琳太郎/邱和宏/マユンキキ/MES/森本千絵×WOW×小林武史

【開催概要】
『Reborn-Art Festival 2021-22』
≪夏≫
会期:2021年8⽉11⽇(⽔)〜 9⽉26⽇(⽇)
会場:宮城県 ⽯巻市街地、牡⿅半島(桃浦、荻浜、⼩積、鮎川)、⼥川駅周辺
※休祭⽇:8⽉18⽇(⽔)、9⽉1⽇(⽔)、9⽉15⽇(⽔)
≪春≫
会期:2022年4⽉23⽇(⼟)〜 6⽉5⽇(⽇)
会場:宮城県 ⽯巻地域
※上記⽇程は予定です。

公式サイト(https://www.reborn-art-fes.jp)
※6月22日~8月10日まで会期中何度でも作品を鑑賞できるパスポートの前売り券を販売

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