Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

レオナルド・ディカプリオ製作総指揮、海洋プラスチック問題に迫る記録映画

CINRA.NET

20/9/9(水) 12:00

映画『プラスチックの海』が11月13日から東京・アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。

17か国語に翻訳され、70か国以上で上映された同作は、海洋プラスチック問題にフォーカスするドキュメンタリー。クレイグ・リーソンが監督を務め、撮影クルーと共に年間約800万トンが海に捨てられるというプラスチックゴミによる海洋汚染の実態に迫る。原題は『A PLASTIC OCEAN』。短縮版は国連総会でプレミア上映された。

出演者にはクレイグ・リーソンをはじめ、デイビッド・アッテンボロー、バラク・オバマ、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、リンジー・ポルター、ジョー・ラクストン、ダグ・アラン、ベン・フォーグル、マイケル・ゴンジオールが名を連ねる。脚本をクレイグ・リーソとミンディー・エリオットが共同で手掛け、音楽をミリアム・カトラーとウラジ・スラブが担当した。製作総指揮にはレオナルド・ディカプリオらが名を連ねる。

クレイグ・リーソン監督は『プラスチックの海』を通して成し遂げたいこととして「問題を知らなければ、何もしないですよね。知ることが、問題に関わることに繋がります。問題を提起することによって、対話が始まり、変化が引き起こされることを望んでいます。協同し機能するような、海洋プラスチックゴミ問題の解決策はすでに私達の周り(身近)にあるのです。この問題の情報を共有することこそ、プラスチックの取り扱いに関する公共政策の転換につながります」と語っている。

発表とあわせてポスタービジュアルと場面写真が公開。ポスタービジュアルには「海がプラスチックで溢れている。」「私たちには何ができるのだろうか。」というコピーが添えられている。

クレイグ・リーソン監督のコメント

米国での使い捨てのプラスチック消費量は1人につき年間約136キロ。
プラスチックは丈夫であるが故に優れている反面最悪な素材でもあります。今までに作られたプラスチックのほぼ全量が地球上に残っています。今や世界での生産量は3億トンを超える状況です。
プラスチック製品の半分は使い捨てです。2050年には世界人口が約100億人に達しプラスチックは3倍になるそうです。

シルビア・アールのコメント

私たちはごみをごみ箱に捨てたり、海やビーチに投げ捨てたりします。
それで無くなったと見なすのです。
海のプラスチックごみは8割が陸からのものです。
内陸で出たごみでも海に到達する可能性があります。
地球全体が人類の住み家です。ごみを捨てていい所はなく、ごみからは逃げられません。
海は自分1人の庭ではなく全ての生物の庭であり家と同じなんです。
海洋は地球にとって支配的な影響力を持ちます。実際は地球の大半は海なんです。

デイビッド・アッテンボローのコメント

地球環境の改善には海洋環境を改善すること。
海洋が破壊され機能を果たさなくなれば全生物が危機に陥るだろう。

タニヤ・ストリーターのコメント

私たち人間はここ10年で20世紀より多くのプラスチック製品を作ってる。
そのうち半分の製品は使い捨てと言われている。
分解できない素材なのに使い捨てたら、どうなるの?
地球はごみであふれ返り捨て場がありません。
できる限りプラスチックで包装してない食品を買います。
まずは一般消費者が行動することです。

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む