復讐スリラー「ナイチンゲール」監督が語る「タスマニアの旅記録にはしたくなかった」
20/9/2(水) 0:00
「ナイチンゲール」メインビジュアル
スリラー映画「ナイチンゲール」のBlu-ray / DVDより、監督ジェニファー・ケントのインタビュー映像がYouTubeで公開された。
8月19日にBlu-ray / DVDが発売され、デジタル配信も行われている本作。英国植民地時代のオーストラリアを舞台に、夫と子供の命を奪われた女囚クレアの復讐が描かれる。「ゲーム・オブ・スローンズ」のアイスリング・フランシオシがクレアを演じ、「あと1センチの恋」のサム・クラフリンが残忍な将校役で出演。第75回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門では審査員特別賞に輝き、アボリジニのガイド・ビリー役のバイカリ・ガナンバルがマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)に選ばれた。
インタビュー映像は、ソフトの特典映像の1つ。ケントはインタビューの中で、横が狭く縦が広いスタンダードサイズを採用した理由について「タスマニアの旅記録みたいにはしたくなかったの」「風景の中心に人物を置きたかった」と語る。またホラー映画「ババドック~暗闇の魔物~」の次に本作を手がけたことに関して「何をやりたいかをとても直感的に決めているの」「本作こそが私が伝えたかった物語」と述べた。
なおソフトにはこの映像のフルバージョンのほか、フランシオシやクラフリンのインタビュー、メイキングといった特典が収録されている。
※「ナイチンゲール」はR15+指定作品
(c)2018 Nightingale Films Holdings Pty Ltd, Screen Australia, Screen Tasmania.
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