『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』ポスタービジュアル (C)2021 POGL SALES AND COLLECTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
園子温監督のハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』のポスタービジュアルが公開された。
本作は架空の未来都市サムライタウンを舞台に、ニコラス・ケイジ演じる悪名高き銀行強盗のヒーローが活躍する姿を描いたもの。ヒーローは街を牛耳る悪徳支配者ガバナー(ビル・ モーズリー)のもとから逃げ出したバーニス(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すよう命令を受け、一度はその命令を拒むも、制限時間を超えると爆発するスーツを無理やり装着されてしまう。ゴーストタウンまでバーニスを追う羽目になったヒーローだが、決められた時間内にサムライタウンに戻らなければ自身の命が危ない。ヒーローは無事時間内に戻ることができるのか、最後までスリリングな展開が繰り広げられる。
ケイジの脇を支えるハリウッド俳優に『キングスマン』のソフィア・ブテラ、数々の作品で怪演を披露してきた伝説的俳優ビル・モーズリー、監督としても活躍する名優ニック・カサヴェテス。そして日本からは『キングダム』等アクション映画で活躍する TAK∴や、映画・ドラマ・舞台で活躍中の栗原類、園監督作の常連であり日本映画を支える名バイプレイヤー渡辺哲、NHK連続テレビ小説『エール』で活躍した潤浩)などが参加した。
この度公開されたポスタービジュアルは、主人公のヒーローが額に皺を寄せ遠くを見つめているショットを中心に、周りには「悪こそ正義」「狂暴かつ強烈!!」の文字が踊る。混沌の中にも、園子温ワールド全開の日本版ビジュアルが完成した。制作途中には、ケイジ本人から「ちょっと賑やかすぎない…?」とのリクエストがあり、デザインを変更したというエピソードも。完成したビジュアルを見てケイジは「タイトルのフォントと色味もイイネ!」と太鼓判を押したという。
園子温監督の『アンチポルノ』を気に入り、出演を熱望していたというケイジ。海外で「間違いなくcrazy!」「ヤバイ!最高に楽しい映画だ!」と評判を得た『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』がいよいよ日本に上陸する。
『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』
10月8日(金)より公開