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糸奇はなの初個展『輪郭』阿佐ヶ谷VOIDで開催 イラストなど展示&即興演奏

CINRA.NET

20/3/15(日) 20:00

糸奇はなの個展『輪郭』が4月2日から東京・阿佐ヶ谷のVOIDで開催される。

シンガーソングライターの糸奇はなは、京都市立芸術大学声楽科卒業を期に本格的に音楽活動をスタート。歌唱、作詞、作曲、アレンジ、打ち込み、楽器演奏に加え、イラスト、動画、漫画、版画、刺繍、ゲーム制作、モールス信号など様々な技法による作品を手掛ける。1月に2ndフルアルバム『VOID』をリリース。

糸奇にとって初個展となる同展では、今回のために制作された新作のイラスト『ぼくの輪郭を 知って。』を中心に、これまで手掛けてきたイラストや絵画を展示。会期中にはメロトロンの即興演奏などを行なうほか、普段のライブでは「紗幕」にステージが覆われているため、その姿を見る機会は少ないが、同展では本人が在廊する時間は直接コミュニケーションを取ることができるという。

糸奇はなのコメント

自分が今ここにいない人を想うとき。また、今そばにいるのは自分なのに、認識されずここにいない誰かを想われているとき。それでも触れることができるのは、「今ここにいる」者達だけ。相手は自分でないこと、決してわかりあえないことを示す絶対的な境界《輪郭》等を通して、「確かめる方法の無い、信じられるかどうかのもの」の儚さや力を表現したいです。
・新作『ぼくの輪郭を 知って。』について
架空の物語や世界、人物は「現実に、そこにない、触れられない」ものでありがらも、誰もがそれなくしては生きていけないものだと思います。それを信じる力やそれが与えてくれる力は、時に現実にあるものを大きく上回ることもあります。自分が十年以上ずっと心に抱き共に生きてきた人物達からつい先月生まれた人物たちまで、そして彼らにとって大切なモチーフの数々を心を込めて描きました。また、彼らのいた「輪郭だけ」の絵も描きました。「在」の絵があるからこその、その誰もいない絵にも何か感じていただけたら、と思います。

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