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CUBERS「踊らないワンマン」でファンに新年の挨拶、スーツ姿で洋楽カバーも

ナタリー

CUBERS「冬の“踊らないワンマン2022”~豪華なフルバンド編成!生演奏でお届けします~」の様子。(撮影:上溝恭香)

CUBERSが1月10日に東京・duo MUSIC EXCHANGEにてワンマンライブ「冬の“踊らないワンマン2022”~豪華なフルバンド編成!生演奏でお届けします~」を開催した。本稿では昼夜2公演が行われたうち、昼公演の模様をレポートする。

定刻を迎え、バンドメンバーが演奏し始めたのはMaroon5「Sugar」。色とりどりのスーツを身にまとったCUBERSが登場すると照明が明るくなり、彼らは軽快なリズムに体を揺らしながら「Sugar」で声を合わせてライブを開始した。ライブのタイトル通り「踊らないワンマン」はメンバーが体を揺らす程度でダンスを一切しない公演であり、5人はマイクを握り歌に専念する形でファンに楽曲を披露。この日の公演はCUBERSにとって2022年初ワンマンであり「Five Step」の歌唱中にはメンバーそれぞれがアドリブでファンに「あけおめ!」と声をかけるなど、新年の幕開けらしいマイクパフォーマンスでオーディエンスを盛り上げた。

MCでは1月6日に25歳の誕生日を迎えたばかりの優の話題に。メンバーやファンから祝福を受けた優は「(25歳初ライブで)早くやりたい曲がある」と語り、この日のライブを楽しみにしていたことを打ち明けた。普段はオケを流してライブをする機会の多いCUBERSだが「踊らないワンマン」ではバンドによる生演奏をバックに歌うことが通例となっており、「ピンキーリング」はBPMをグッと落としたバラードバージョンで歌唱。普段のライブでは聴くことができない生演奏ならではのアレンジで既発曲の新たな一面を示した。

ライブ当日が成人の日であったこともあり、CUBERSは客席の新成人を探し、晴れの日を迎えたファンを祝福。5人は最年少の優が20歳になった際にメンバーで祝福したことなどを回想した。MCがひと段落し、TAKAが「今日ならではの曲を」と曲振りをするとファレル・ウィリアムス「Happy」の演奏へ。曲中には真っ赤なスーツを着た優が客席を2チームに分けて異なるリズムのクラップを促し、観客を巻き込んだパフォーマンスでファンを楽しませた。

ライブ終盤の「神様は忙しい」からは「メジャーボーイ」「全然今しかない」といった人気曲を中心にアッパーチューンが立て続けに披露される展開に。会場内の盛り上がりが最高潮に達すると、5人はコロナ禍でも応援し続けてくれたファンへの思いを込めた最新曲「エブリデイ・アイシタイ」を届け、「踊らないワンマン」の本編を締めくくった。

ライブ本編が終わっても客席からの拍手は鳴り止まず、ライブはアンコールに突入。「ワンダーパレード」でライブを再開させた彼らは、リラックスした表情で「エブリデイ・アイシタイ」のミュージックビデオの話をし始める。このMVはメンバー1人ひとりが全国を回った企画「エールCUBERS」で撮影した映像を春斗が監督となって制作したもので、春斗は無意識に自分の映像を多く使っていたことをメンバーに詰め寄られてしまう。彼は泣く泣く自分の出演シーンを削って納品したことを打ち明けて謝罪しつつも、「4人の撮れ高が少なかった」と自身の言い分を主張した。トークで会場内の空気が和らいだところでCUBERSは「Wonderland」をしっとりと歌唱。アンコールの最後には「踊らないワンマン」で欠かさず歌われているEarth, Wind & Fire「September」をパフォーマンス。計16曲を届けたところで「踊らないワンマン」の昼公演の幕を閉じた。

CUBERS「冬の“踊らないワンマン2022”~豪華なフルバンド編成!生演奏でお届けします~」2022年1月10日 昼公演 セットリスト

01. Sugar(Maroon5)
02. カラフルにしよう
03. Five Step
04. PEOPLE GAME
05. ピンキーリング バラードver.
06. Feel like makin' love(マリーナ・ショウ)
07. Sweet Beat バラードver.
08. Happy(ファレル・ウィリアムス)
09. 神様は忙しい
10. Yeah! 僕らは変わらない
11. メジャーボーイ
12. 全然今しかない
13. エブリデイ・アイシタイ
<アンコール>
14. ワンダーパレード
15. Wonderland
16. September(Earth, Wind & Fire)

※カッコ内はオリジナルアーティスト。

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