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「孤狼の血」続編に滝藤賢一、中村獅童、矢島健一が再集結、音尾琢真は「真珠縛り」

ナタリー

21/3/3(水) 7:00

「孤狼の血 LEVEL2」ビジュアル

「孤狼の血 LEVEL2」の追加キャストとして滝藤賢一、中村獅童、音尾琢真、矢島健一が出演することが明らかになった。

2018年に公開された「孤狼の血」の続編となる本作は、前作から3年後を舞台に、裏社会を治めていた刑事・大上章吾の遺志を受け継いだ若き刑事・日岡のその後を描く物語。松坂桃李が日岡を演じ、新たに鈴木亮平、村上虹郎、西野七瀬、中村梅雀、早乙女太一、斎藤工、吉田鋼太郎がキャストに名を連ねる。前作に引き続き白石和彌が監督、池上純哉が脚本を担当した。

このたび解禁されたのは、前作から続投となる4名。ある事件の捜査本部で指揮を執る管理官・嵯峨大輔役で滝藤、裏社会と結び付く日岡をマークする安芸新聞の記者・高坂隆文役で中村、今作では広島仁正会とつながる企業・パールエンタープライズの社長として登場する吉田滋役で音尾、呉原東署刑事二課の暴力班捜査係係長・友竹啓二役で矢島が出演する。

日岡と因縁のある嵯峨を演じた滝藤は「再会のシーンでは憎しみなのか怒りなのか、自分でもどんな感情が湧くのか楽しみでしたが、やっと会えたという喜びからかまさかの恋心を抱くという不思議な現象が起きました(笑)」と回想。中村は「実は前作撮影中に監督から続編をやるかもしれないと伺っていまして、その時から何がなんでも出演させて欲しいと熱望していました」と参加を喜んだ。

前作で体のある部分に入れ込んだ真珠を取られていた音尾は、「今回は企業の社長として堅気になっていますが、七三にしても着飾っても吉田は吉田」「結局は真珠縛りのキャラになっていますが、非常に楽しかったです」と、矢島は「寂しくなっているのかと思いきや、クソ元気な若い乱暴者が山ほどいて、白石監督の変態オヤジぶりがパワーアップしてもう大変な賑やかさでした」と撮影を振り返っている。

「孤狼の血 LEVEL2」は8月20日に全国で公開。

滝藤賢一 コメント

皆様の気合いの入り方が凄まじくて、テンションを合わせるのが大変でした。いかにして日岡への復讐を果たすか、3年間、それだけを胸に虎視眈々と狙っておりました。長かったなぁ。再会のシーンでは憎しみなのか怒りなのか、自分でもどんな感情が湧くのか楽しみでしたが、やっと会えたという喜びからかまさかの恋心を抱くという不思議な現象が起きました(笑)。完成が待ち遠しいですね。痺れるくらい面白いと確信していますから。

中村獅童 コメント

実は前作撮影中に監督から続編をやるかもしれないと伺っていまして、その時から何がなんでも出演させて欲しいと熱望していましたので、今回また出演させていただけましたこと、大変光栄に思っています。高坂はどんな人にもずけずけと突っ込む嫌な奴です。でもその高坂のもついやらしさや異質な雰囲気が、物語の中でスパイスのような存在になればいいなと思います。
前作では松坂さんと絡まなかったので、今回ご一緒できて嬉しかったですし、熱量のある芝居が出来たのではないかと思っています。

音尾琢真 コメント

コロナ禍で撮影する気概と、呉の空気感に触れられる喜びを感じた撮影期間でした。前作では、あるところに埋め込まれた真珠をとられるくだらない男で、今回は企業の社長として堅気になっていますが、七三にしても着飾っても吉田は吉田。ただ、身一つでのし上がっていこうとする男の思いは変わらず、それでも頑張っているぞという人間のバイタリティを表現しました。結局は真珠縛りのキャラになっていますが、非常に楽しかったです。

矢島健一 コメント

久しぶりの呉には、ガミさんも土井ちゃんもいなく、イラコの親分も一之瀬もいなくて、寂しくなっているのかと思いきや、クソ元気な若い乱暴者が山ほどいて、白石監督の変態オヤジぶりがパワーアップしてもう大変な賑やかさでした。TV放映など知ったことかの潔さ。もう最高でした。呼んで頂き、本当にありがとうございました。大ヒット祈ってます。

(c)2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会

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