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『ドクター・スリープ』主演ユアン・マクレガーが『シャイニング』の“あのシーン”にコメント

ぴあ

19/10/29(火) 7:30

『ドクター・スリープ』 (c)2019 Warner Bros. Ent. All Right Reserved

ホラー小説の巨匠スティーヴン・キングが、2013年に発表した『シャイニング』の続編小説を基に、ユアン・マクレガーが幼い頃壮絶な惨劇を生き延びて大人になったダニーを演じる映画『ドクター・スリープ』が、11月29日(金)に日本公開される。この度、ダニーを演じたマクレガーのコメントが到着。40年前の惨劇のトラウマを抱えたダニーが、『ドクター・スリープ』でトラウマを克服しようと葛藤する役どころや、少女アブラとの“新たな出会い”、ジャック・ニコルソンの有名なシーンについて語った。

「演じる僕の立場から言うと、ダニーがどん底のところから始まるところがすごく好きだ。彼はボロボロの状態で、人生で最悪の時にいるんだよ」と、マクレガーは幼少期のトラウマを抱えて成長し、人を避けるように暮らしているダニーの役柄に惹かれたと語る。「彼はどん底からから立ち直ろうとしている。そんな中彼は、自分の持つ特別な力“シャイニング”を他人の手助けをするために使おうと考える」という。

ホスピスで働き始めたダニーは、シャイニングで人々を安らかに見送ることから、「ドクター・スリープ」と呼ばれるようになる。自分を取り戻し始めた彼は、特別な力で児童連続失踪事件を目撃した少女アブラと出会い、人生が大きく動き出す。

(c)2019 Warner Bros. Ent. All Right Reserved

40年間引きずっているトラウマを克服しようとするダニーについて、「彼を苦しめる“呪われたホテル”の悪魔は、いわばメタファーだ。僕らを恐れさせるものは、自分の中にある。自分が嫌う自分の部分なんだよ。自分が過去にやったこと、恥だと思っていること。そういうものを、人はできるだけ見ないようにするものだ。取り払うには向き合って、時間をかけるしかない。そうやって取り除いてしまえば、もうずっと抱えていなくていいんだ」と、自分自身から逃げるように引っ越したダニーの心の内側を推察し、役作りを進めたという。

そして、『シャイニング』でダニーの父を演じたジャック・ニコルソンが“破壊されたドア”越しに覗き込む有名な「あのシーン」と同じ構図で撮影した場面について、「注意深くやらないとなと思っていた。あのシーンは本当に有名だけど、それを実際にやる僕としては、あまり重い意味を持たせたくなかった。当時ダニーはそこにいなかったから、僕はあのシーンをあくまで普通にやろうとした」と、クールな演技を心掛けたことを告白している。

『ドクター・スリープ』
11月29日(金)全国ロードショー

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