㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画
19/12/1(日)
この展覧会を見てあらためて思うのは、デザイナーの仕事は「手の仕事」だということだ。画家の場合なら「手の仕事」といえば、そりゃそうでしょと言われる。つまり「手の仕事」がプロセスなのか、フィニッシュなのかの違いのため、可視化できたりできなかったりすることが大きい。デザイナーたちの原画や思考のメモ、原画以前のドローイングを見せてもらうことで制作の種明かし、完成にたどり着くまでの道すじ、考え方の癖、デザインの哲学までが明らかになる。本来は見せるものではないそういったドローイングや模型を見せてくれているのは深澤直人、佐藤卓、山中俊治ら日本デザインコミッティーのメンバー26人。使われている紙やノート、筆記用具まで興味深い。
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