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「台湾巨匠傑作選2020」9月19日より開催へ 『GF*BF』の代わりに『52Hzのラヴソング』上映

リアルサウンド

20/8/1(土) 12:00

 開催延期となっていた特集上映「台湾巨匠傑作選2020」が、9月19日から11月13日にかけて新宿K’s cinemaにて開催されることが決定した。

参考:なぜミュージカル映画に挑んだのか? 『52Hzのラヴソング』ウェイ・ダーション監督インタビュー

 本上映は、本邦劇場初公開となる台湾映画界のレジェンド、ワン・トン監督の大作『バナナパラダイス』のほか、エドワード・ヤン監督上映可能全作品、ツァイ・ミンリャン監督4部作をはじめ、台湾映画全33作品を上映する企画。

 4月18日から6月12日にかけて開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響により開催日が5カ月後になったことで、一部作品の日本における上映権利切れの問題が発生。だが、台湾と日本の関係各社の協力により、上映作品の変更は1作品のみにとどまった。当初の4月開催時点では、日本最終上映としていた『GF*BF』のみ権利切れにより、ウェイ・ダーション監督作『52Hzのラヴソング』の上映に変更となる。

 なお、4月開催時点で予定していたトークイベントに関しては、現時点では未定とし、映画館でのトークが可能になり次第、公式サイト&SNSで告知される。ただし、日本に台湾映画・文化を伝える傑作台湾映画の伝道師・江口洋子セレクトによる、貴重な未公開台湾映画特集枠の上映後解説トークについては実施される予定だ。

 休業要請による約2カ月弱の映画館の休館中には、コロナ禍の日本の映画館の窮状を知ったワン・ユーリン監督と、『古代ロボットの秘密』の台湾権利元から、作品の無償提供をしたいと申し出があった。ワン・ユーリン監督からは「台湾映画およびアジア映画の日本での上映は、ミニシアターに支えられています。『父の初七日』『天龍一座がゆく』の2作品は、9月に開催延期が決定した『台湾巨匠傑作選2020』での上映がもともと決まっていましたが、今般の日本各地のミニシアターが置かれた状況を知り、私達も同特集上映の大阪、神戸、京都、名古屋での開催に向けて、2作品の無償提供を決めました。これらの作品の入場料はすべて上映劇場に寄付いたします。ささやかではありますが、ミニシアターの助けになれば幸いです。皆さん、お体に気をつけて、引き続き頑張ってください!」とコメントも寄せられている。

 また購入済みの特別鑑賞券は、9月19日から利用可能とのこと。(リアルサウンド映画部)

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