フジテレビ系“月9枠”の連続ドラマ「ナイト・ドクター」のリモート記者会見が本日6月15日に行われ、キャストの波瑠、岸優太（King & Prince）、岡崎紗絵、沢村一樹が出席した。

本作は夜間救急専門のチーム「ナイト・ドクター」の活躍を描く青春群像医療ドラマ。波瑠が主人公の救急医・朝倉美月を演じ、岸が病気がちな妹の面倒を1人で見ている元内科医・深澤新、岡崎が高飛車だが頭の回転が早い高岡幸保、沢村がナイト・ドクターをまとめる指導医・本郷亨に扮した。

月9初出演にして初主演を務める波瑠は、医療ドラマへの出演も初めて。彼女は「覚えることの多さに圧倒されました」と率直な心境を語り、「緊急性の高い患者さんが多い夜の病院は、不安になる場所でもある。そういう現場で命と向き合う仕事をされている皆さんの姿を映し出せたら」と意気込む。そんな波瑠を沢村は「医師役をやったことがないのは嘘でしょ？と思うくらいしっかり役に入り込んでいた」「座長は一番大変だけど、リラックスしていて泣き言も言わない。僕なんかよりも全然頼りになります」と絶賛した。

ナイトドクター役のキャストには、本日は欠席の田中圭、北村匠海も名を連ねた。沢村は「しっかりした匠海くんと、個性が強い岸くんが並ぶとすごく面白い」と若手の2人に言及する。岸は北村にギターをもらったと明かして「歳下だけど中身があまりにも大人。人生相談を1000回はしています」と信頼を寄せ、田中については「圭さんには人生で一番カンチョーをされました。されすぎて頭がおかしくなりそう（笑）。でも圭さんのイジリで僕も気分を上げさせてもらっています」とコメント。それを受けて岡崎は「やめてくださいよ！と言いつつも楽しんでいる2人を見て、みんなが優しい気持ちになっています」との言葉でチームの雰囲気のよさを表現した。波瑠はそれに同意しながら「田中圭さんはとても普通の感覚を持っていて、地に足がついている」「（北村は）堂々としていて不思議な落ち着きがある。ミステリアスな方ですね」とそれぞれの印象を述べる。

現場では、岸がなんの絵を描いたかを共演者たちが当てるゲームが流行っているそう。岸の絵心について聞かれた波瑠は口ごもり、沢村が「チョイスが変だよね（笑）」と代弁する。当の岸は「得意な絵はリュウグウノツカイとヘラクレスオオカブト」と誇らしげに伝えていた。

会見の終盤には、田中と北村から届いたメッセージ映像が上映される場面も。2人は“どうしても言いたいこと”として「波瑠さん、お誕生日おめでとうございます！」と声をそろえる。そして会見場に特製のケーキが運び込まれ、大きな花束を受け取った波瑠は「すごい！ 子供くらい重い（笑）」と喜び、6月17日の誕生日を前に「周りにいる人を大事にしていきたいです」と抱負を口にした。

最後に波瑠は「観てくださる皆さんの胸を熱くできると思っております。ぜひ楽しみに待っていただけたら」とドラマをアピールして会見の幕を引いた。

「ナイト・ドクター」は6月21日から毎週月曜21時にオンエア。「刑事ゆがみ」「グッド・ドクター」の大北はるかが脚本を手がけ、関野宗紀と澤田鎌作が演出を担当する。

ナイト・ドクター

フジテレビ系 2021年6月21日（月）スタート 毎週月曜 21:00～21:54
※初回30分拡大

(c)フジテレビ