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JO1の“ムードメーカー”河野純喜、グループの未来を照らす笑顔 伸びやかな歌声と素直さが急成長の鍵に

リアルサウンド

20/2/13(木) 7:00

 「『La Pa Pa Pam』Performance Short Ver.」の公開、「無限大(INFINITY)」の番組タイアップ決定、SNSへのコンスタントな投稿、FC会員限定Webラジオのスタート……。日々情報を発信し続けているJO1。デビュー日まで1カ月をきり、さらにエンジンをかけはじめたようだ。今からデビューシングルでどんな記録を打ち立てるのか、期待せざるを得ない。

(関連:JO1の“シンデレラボーイ”金城碧海はポテンシャルの塊 持ち前の才能と努力、ポジティブな性格で魅了

 “国内最大級のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』(GYAO!/TBS系)を勝ち残って誕生したグループ”という出自もさることながら、JO1はメンバーのキャラクターやパフォーマンス力などグループとしての内面も非常に魅力的だ。そんな部分をより広く知ってもらうため、これまで豆原一成、川西拓実、金城碧海と3人のメンバーを取り上げてきた。今回は、JO1を歌で支える河野純喜について見てみよう。

 河野は奈良県出身、1998年1月20日生まれの22歳。『PRODUCE 101 JAPAN』で最初に公開された、1分間の自己PR動画では突然手品を披露し、「特技は目薬、好きな飲み物はカレーライス」というなんとも癖の強い自己紹介をして話題になっていた。第一回目のレベル分けテストでは、ダンスも歌も未経験でありつつも、歌に対する思いを存分にアピールし、Bクラス評価を獲得。トレーナーからも「リードボーカルをやれるポテンシャルはある」と評されていた。その後のバトルでも、自分の声を活かした力強いボーカルを武器に勝ち進んできた。もともとサッカーをやっていたから運動神経が良いのだろうか、ダンスもメキメキと上達していき、最終的にデビューを勝ち取ったメンバーだ。

 河野といえば、何はともあれ“歌”が魅力のメンバーである。特に中音域~高音域で抜けるように声が出るのが素晴らしい。高音になってもしっかり軸があるのも、河野の歌声の魅力だ。そして何よりも「河野なら何でも歌いこなせるのではないか」と思わせてくれるポテンシャルを持っている。番組中の成長はもちろんだが、デビューシングル『PROTOSTAR』の収録曲でもその成長ぶりに驚いた方は多いのではないだろうか。「『無限大(INFINITY)』MV Short Ver. + Making Video」の中でも、温かみのある河野のボーカルが際立っていた。

 さらに、河野はその人柄も魅力的。“好青年”という言葉がまさにピッタリで、見ていて実に気持ちがいい。例えば、彼の持つ“熱さ”。『PRODUCE 101 JAPAN』のポジションバトルにおいて、グループでの練習が思うようにできていなかった時は、一人で黙々と練習を重ねる姿が映し出されていた。さらに、ダンスの実力者ばかりが集まっていた「DOMINO」ではトレーナーに厳しい言葉を掛けられつつも、「自分が一番頑張らなければいけない」と真摯に受け止め、努力を重ねていた姿も。こういった端々に彼の本気が見られるが故に、こちらもつい応援したくなる。

 この熱さも然ることながら、一番のポイントは素直さだと思う。河野は自分の気持ちに対して正直だ。レベル分けテストでB評価を言い渡された時は今にもジャンプしそうなほど嬉しそうな顔をしたり、ポジションバトルでメンバーに選ばれると嬉しさのあまり練習生に飛びついたり、ビジュアルセンターで9位に選ばれると「嬉しい」、「もうデビューでいいですか?」と言ってみたり……。取材の際は、コンセプトバトル「DOMINO」の聞きどころを質問され、迷わず「僕の歌を聞いてください」とアピールする気持ちの良いまっすぐさも見せていた。この素直さがあるからこそ、彼はパフォーマンススキルをどんどん伸ばしていくことができるのだろう。

 彼のキャッチフレーズ「明るい未来は純喜の笑顔と歌声から」の通り、河野の笑顔と素直さ、そして歌声があれば、JO1の未来は明るい。(高橋梓)

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